「ドラえもん総集編」2007夏号発売

koikesan2007-08-19

 18日(土)、別冊コロコロコミック10月号増刊「ドラえもん総集編」2007夏号が発売された。
 http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solrenew_magcode?sha=1&neoc=0380810107&keitai=80
 
ドラえもん』が25本掲載されているが、どの話もてんとう虫コミックスに収録されたものばかりだ。「ドラえもん総集編」シリーズはすでに何号も出ているが、単行本未収録作品を掲載するようなシリーズではないので、そのへんのことは最初から期待していない。
 来春公開の映画『のび太と緑の巨人伝』にちなんで、自然や動植物を題材にした話が多く集められている。夏に関係した話もいくつか収録されている。
 今号には『ドラえもん』以外に、藤子・F・不二雄名作まんが劇場と銘打って『パーマン』2話、『バケルくん』1話、『ポコニャン』1話も掲載されている。どの話もぴっかぴかコミックスに収録されたものばかりだ。


 今号で特に目を引いたのは、『のび太と緑の巨人伝』の設定画の一部が紹介されたカラーページだ。キー坊の設定画が掲載されていて、キー坊がどんな顔をしているのか分かる。
 新映画のテーマは「地球の未来」ということだ。地球にいるすべての動植物が幸せに生きていくにはどうしたらいいか、ということを描いた映画になる模様。「さらばキー坊」をベースに映画化するとなれば、そういうテーマになるのは必然だろう。

 
 新映画の関連企画として、山梨県河口湖キャンプ場「森と湖の楽園」内の「自然ふれあいの森」でドラえもんと遊べる場が設けられたようだ。
 また、小学館学年誌コロコロコミックなどの合同企画で「ドラえもん自然はともだちコンテスト」が開催され、「森とひみつ基地」部門では最優秀作が「自然ふれあいの森」の中で実物化される。このコンテストには世界自然保護基金ジャパンや環境省日本環境協会などもかかわっていて、映画の内容でも周辺の企画でもエコロジーというテーマを全面展開していくようだ。


●「ドラえもんと遊ぼう!自然ふれあいの森」
 http://www.outdoorpark.net/b01_01_facilities.html