F全集『ロケットけんちゃん』1巻

 25日(水)、藤子・F・不二雄大全集第4期第8回配本『ロケットけんちゃん』1巻が発売されました。 
 
 F先生の長い画業のなかで作品発表の本拠地と言える小学館の学習雑誌。そこにF先生が初めて描いた記念碑的作品が『ロケットけんちゃん』です。


『ロケットけんちゃん』は、解説や月報にあるとおり、「週刊少年サンデー」に連載中だった藤子先生の人気マンガ『海の王子』をモデルに、その低学年向けバージョンとして小学館の学習雑誌に連載されたものです。その後『すすめロボケット』や『とびだせミクロ』などにも連なっていくこの流れは、昭和30年代後半のF先生のお仕事のメインストリームになります。そして、『海の王子』や『ロケットけんちゃん』では乗り物であったロケットが、『すすめロボケット』で友達キャラ化していき、それが『オバケのQ太郎』につながることにもなるのです。


『ロケットけんちゃん』に最初に登場したロケットは“ひばり号”です。ひばり号の、ずんぐりとかわいらしいデザインが好きです。その後、ひばり号は作品から退いて、鋭くかっこいいタイプのロケットに替わります。男の子読者にはこちらのほうが人気が高そうです。
 これらのロケットに乗り込むのが、けんちゃんとまりちゃん(まりこ)のコンビなのですが、二人は毎回いろいろな国や星に移動するため、この二人のほかに(今のところ)レギュラーキャラクターは登場していません。二人が冒険する国には、巨人の国や西部劇の国など、F先生が繰り返しモチーフにした、先生お気に入りの舞台も出てきます。
 次回はどんな国に行ってどんな冒険をするのかな、という楽しみに満ちた作品です。


 解説は、元学年誌週刊少年サンデー編集者の梶谷信男さん。「週刊少年サンデー」創刊時、藤子先生に連載の依頼に行ったエピソードなどが書かれていて興味深いです。



トキワ荘通り協働プロジェクトのメンバーでもある漫画家・桐木憲一さん原作&プロデュースの実写映画『東京シャッターガール』が、いよいよ明日試写会、そして10月12日(土)から「池袋シネマ・ロサ」で上映スタートです。

 ●映画「東京シャッターガール」劇場公開・試写会・イベント情報! 
 http://blog.goo.ne.jp/nikotama-life/e/fb96451e18f81e11c0c65d1fc5fe9501



◇「池袋シネマ・ロサ」 
期間:2013年10月12日(土)〜10月25日(金)2weeks 上映:レイトショー
・イベント:上映初日 10月12日 (ゲスト)手塚眞、コバヤシモトユキ、寺内康太郎、夏目あおい、田中美麗藤井武美桐木憲一、その他キャスト。
 前売りチケットは特別価格にて9月中旬から発売。



◇「宝塚映画祭」
会期:2013年11月9日(土)〜11月15日(金) 
会場:宝塚シネ・ピピア ※ 期間中 3回の上映