トキワ荘関連の書籍やグッズの販売、喫茶コーナーを併設した「ふるいちトキワ荘通り店」開店の案内ハガキをいただきました。
明日、3月13日(金)にプレオープンを迎えるとのこと。
3月22日に開館予定だった「トキワ荘マンガミュージアム」(トキワ荘の外観を復元した施設!)は、コロナウイルス感染拡大などの影響で4月1日以降の開館に延期されてしまいましたが、あらためての開館日がいつになるか気になるところです。
3月11日発売の「週刊少年サンデー」15号に、短編「のび太の恐竜」が再録されています。
「のび太の恐竜」は、1975年刊行の「少年サンデー増刊号」で発表されました。のちに大長編になって映画化もされた大人気作「のび太の恐竜」のルーツは「少年サンデー」にあったのです。
そんな「のび太の恐竜」が、このたび45年ぶりに「少年サンデー」へ里帰りしたことになります。
今号は、連載作品のあちこちにドラえもんが隠れているらしいので、それを探す楽しみもあります。
巻末の目次ページでは、サンデー連載中の漫画家さんが欲しいひみつ道具をあげています。
ちなみに、「少年サンデー増刊号」で発表された『ドラえもん』は、「のび太の恐竜」も含めてぜんぶで4話あります。
・「のび太の恐竜」(1975年9月5日増刊号)
・「ゆうれい城へ引っこし」(1976年6月15日増刊号)
・「ハロー宇宙人」(1976年8月10日増刊号)
・「ラジコン大海戦」(1976年9月10日増刊号)
その4つの話の初出誌が、以下の4冊です。
藤子不二雄Ⓐ先生、86歳のお誕生日おめでとうございます!
末永くずっとお元気でおすごしください♪
私は末永くずっとファンでいさせていただきます☆
藤子Ⓐ先生のお誕生日に、この一冊を読み返しました。
『新 忍者ハットリくん』の第一話目となる「ケン一氏は名コーチでござる」は、思いっきりゴルフネタで、Ⓐ先生の趣味全開のお話です!
ハットリくんのクラブの握り方が独特で、さまになっていて、じつにカッコいいです♪
この話の冒頭シーンで、ケン一氏は夢子ちゃんを誘ってあっさり断られ、家に帰るなりママに「なにかまたくだらないことを考えてる顔よ」と簡単に見抜かれて、初っ端からケン一氏らしさがだだ漏れです(笑) 『忍者ハットリくん』新シリーズ第1話目の冒頭で、ケン一氏はそのキャラをただちに露呈させているわけで、そこがまたなんともケン一氏らしくてニントモカントモ……なのであります(笑)
さて、 今年の藤子Ⓐ先生のお誕生日お祝い画像に使ったのは、数日前に実家で発掘したアニメ『忍者ハットリくん』のセル画です。そして、いま述べたとおり、読み返した作品も『忍者ハットリくん』です。
どうして、そうしたのか。
セル画を発掘したばかり!ということもありますが、それ以上に、先日こんな体験をしたからです。
2月22日(土)のことです。
名古屋市千種図書館で多文化共生座談会「外国につながる子どもから大人までの学びへのサポート ~日本語・暮らし・文化~」というイベントが開催されました。
https://www.library.city.nagoya.jp/oshirase/topics_gyouji/entries/20200303_02.html
・開催日時:2020年2月22日(土曜日)午後2時~3時
・場所:千種図書館 1階 集会室
・対象:だれでも
・定員:30名(早く申し込んだ人から参加できます)
この多文化共生座談会に、私も参加しました。
そこで行なわれた講演では、中国出身の高3男子・薛少楓くんと、ネパール出身の大学2年女子・レグミウサさんが、日本へ来た経緯から日本に住んでからの体験などを日本語で語ってくれました。とくに、日本へ来る前に抱いていた日本のイメージや、来日してからの日本語の習得をめぐる苦労と工夫のお話が興味深かったです♪
そのイベント後、会場に残ってネパール出身のレグミウサさんとお話させていただいたら、ネパールに住んでいたころは『ドラえもん』をまったく知らず、来日してから知った、と聞きました。アジア地域で広く人気を得ている『ドラえもん』ですが、ネパールではあまり知られていない模様です。
レグミウサさんによれば、日本人や日本のキャラクターのうちで誰がネパールで最も有名かといえば、忍者ハットリくんとのこと。
ネパールでは無料で観られるTVチャンネルが50ばかりあって、そのうちの40ほどがインドのチャンネル。だから、インドで放映されているヒンディー語版のアニメ『忍者ハットリくん』をよく観ていたそうです。
そんなわけで、『忍者ハットリくん』の話題でちょっと盛り上がりました。
レグミウサさんと『忍者ハットリくん』の話をしていたら、横にいたレグミウサさんの妹さんが「ケン一が好き!」と話に入ってきてくれました。
期せずして『忍者ハットリくん』トークができて嬉しい限りでした。
そんな体験があったので、本日、藤子不二雄Ⓐ先生のお誕生日に取り上げる作品として『忍者ハットリくん』を選び、とくにケン一氏に注目したのでした♪
3月5日に発売された「ビッグコミックオリジナル」3月20日号。
書店で見かけて、思いっきり表紙買いしてしまいました(笑)
そして、6日には「ドラえもん総集編」2020春号が発売。
映画『のび太の新恐竜』のガイド、ドラえもん関連の情報、そしてF先生が描いた『ドラえもん』のマンガが恐竜編×6本、映画に出てくるひみつ道具編×11本、春の大爆笑編×19本も掲載されています。
この本が発売された3月6日は、本来なら映画『のび太の新恐竜』の公開が始まる日でした。コロナウイルスの影響で公開が延期になってしまったわけで、それはもうやむをえないことですが、でも「本当なら今日から映画が始まっているんだよなあ…」とちょっと思いを馳せながら、この「ドラえもん総集編」のページをめくりました。
3月4日(火)、ときわ藍さんの著書2冊が同時発売されました。
『映画ドラえもん のび太の新恐竜 ~ふたごのキューとミュー~』と『夢のポッケ ~14歳で夢をかなえてまんが家になった私』です。
どちらの本も、出版社は小学館、レーベルはちゃおコミックススペシャル。私が買いに行った書店では、少女マンガの新刊コミックスのコーナーに置いてありました♪
『映画ドラえもん のび太の新恐竜 ~ふたごのキューとミュー~』は、『ドラえもん』のマンガが史上初めて少女マンガ誌に連載された!という記念碑的作品です。
私は今月3日に発売された「ちゃお」で最終回まで読んだところですが、このコミックスでまとめて読めるのも楽しみです。
本書の後半には、むぎわらしんたろう先生との対談や、ときわ藍さんが『ドラえもん』のマンガをどんなふうに描いているかという制作工程が載っていて、本編とともにこちらも面白いです。
ときわさんが「ちゃお」に描いた『ドラえもん』は、特に低学年の読者から人気があったそうです。その年齢層の女児たちに“『ドラえもん』をマンガで読むことの楽しさ”が伝わったようで、一人のドラえもんファン、マンガファンとして嬉しい限りです。低学年の女の子にとって『ドラえもん』とは“アニメで見るもの”“キャラクターを愛でるもの”でしょうから。
そして、ときわさん描き下ろしのシールがかわいい!
『夢のポッケ ~14歳で夢をかなえてまんが家になった私』は、エッセイ、写真、マンガ、座談会などで構成された、まるごと一冊ときわ藍さん特集のフォトエッセイブックです。
小3で『ドラえもん』を読み藤子先生に憧れて漫画家を目指したという彼女のまんが道のありようや、ときわさんが『ドラえもん』の中で好きな話・好きなキャラクター・ほしいひみつ道具・お気に入りの映画などを語った「I LOVE ドラえもん」のコーナーなど、藤子ファン的にもずいぶん読みどころがありますよ♪
『ドラえもん』だけじゃなく、『異色短編集』や『キテレツ大百科』『エスパー魔美』『パーマン』への思いを述べているページも!
アイドルの妹さん、女優のいとこさんとの座談会が収録されているので、アイドルファンや芸能ファンにも興味深いと思います。