2月2日は〝ニン×ニン〟の日！ということで、この日から、映画『NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE』のDVDが発売されはじめた。この映画は、昨年の日本映画の興行収入第9位ということで、日本映画としてはヒット作の部類に入るのだろう。
DVDのほうも、好調な売行きを示していて、「oricon style」2月21日号の「DVD BEST30」（集計期間1／31〜2／6）を見ると、初登場で5位となっている。累積推定売上数は27159枚。
この順調なセールスは、藤子A作品・忍者ハットリくんの人気というより、SMAP・香取慎吾さんの人気によるものが大きいだろう。
興行収入やDVD売上枚数といった名誉な記録でベストテン入りを果たした『NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE』だが、不名誉な方面でも見事にランクインを果たしている。
知人から送ってもらった雑誌「CIRCUS」2005年1月号（KKベストセラーズ）の「実際のところつまらなかった映画は？」というアンケート記事で、『NIN×NIN 忍者ハットリくん THE MOVIE』がワーストワンを獲得しているのだ。集めた票は、2位の『CASSHERN』が54票、3位の『キューティハニー』が50票、4位の『華氏911』が34票に対して、『ハットリくん』は88票なので、堂々たる1位に輝いているわけだ（笑）
まあ、たまには、藤子関連の作品がワースト・ランキングで1位になるのを見るのも、オツなものかもしれない。
