私がクイズ監修をした『知ってるor知ったか？クイズ！バレベルの塔』（朝日放送）ドラえもん賢者の回が、昨晩（14日、午後11時15分から）放送されました。
挑戦者はサバンナの高橋さん。レベル1からレベル5までのドラえもんカルトクイズに答えていき、全問正解するとドラえもん賢者に認定するというルールです。
ほぼ関西ローカルの番組のため私はオンエアを観られませんでしたが、ご覧になった方々の実況・感想などをネット上で見てみると、「すごく面白かった」「高橋のドラえもん語りが愛にあふれていた」「高橋のドラえもん好きが尋常じゃない」「高橋のドラえもん知識がすさまじい」「高橋のドラえもん愛は永遠に続くだろうと思えた」「ドラえもんを読み返したくなった」「あらためてドラえもんって名作だと感じた」「ドラえもんって奥が深いんだと知った」などなど、相当に好評でホッとしました。そして、じわじわと喜びがわいてきました。
『バレベルの塔』は関西ローカル番組のなかで最も熱い番組！誇れる番組！と評している人もいました。良い番組に携われてほんとうにうれしいです。
ネット上でほかに目立った感想として、最終問題が難問すぎる、というものがありました。「あれはないわ」「酷」「悪問」という反応が見られたのです。たしかにそのとおりだと思います。私も「数コマにわたって登場人物のセリフを一言一句間違えずに答えるなんて、相当なドラえもんマニアでも難しいと思います」と意見したのですが、この番組はそういう意地悪な問題を出して解答者を苦しめるSっ気も売りのようなので、番組的にはああいう問題で正解なのでしょう（笑）
今回は国民的作品である『ドラえもん』が出題テーマですから、やはり最終問題の難易度は生半可なものにしたくなかったのではないでしょうか。
高橋さんの挑戦結果は、ルールのうえでは賢者認定まで至りませんでしたが、「高橋さんの愛に満ちたドラえもん語りは、賢者認定される以上に価値がある」「あれはもう賢者でいいよ」などと高い評価をおくる人が出るほど、彼の解答の仕方、ドラえもん語りは、視聴者の心を揺り動かすものだったようです。私はクイズ監修したので放送前から出題内容や結果を知っていたのですが、高橋さんが何を語ったかまでは知りませんでした。その部分がこの番組において最も肝要だったようです。
難易度の高いクイズに答えながら『ドラえもん』の魅力を面白く熱烈に視聴者に伝えた高橋さん、さすがだと思います。
ドラえもんファンとして高橋さんに敬意を捧げます。
