藤子不二雄Ⓐ先生のお墓参り

 4月8日(土)のことです。

富山県の氷見を訪れ、6日に一周忌を迎えた藤子不二雄Ⓐ先生のお墓参りをしました。お墓は、藤子Ⓐ先生の生家である光禅寺に境内にあります。

 

・藤子Ⓐ先生(安孫子家)のお墓には、パラソルヘンべえの姿が刻まれています。藤子Ⓐ先生のお母様はアニメ『パラソルヘンべえ』がお好きで、よくテレビで観ておられたそうです。

 

 お墓参りをする前の時間帯には、光禅寺の庫裏に保管されている藤子Ⓐ先生ゆかりの品々を見せていただきました。

・光禅寺の庫裏には、このように藤子Ⓐ先生直筆の貴重な画がいくつも保管されているのです。

 

・光禅寺の庫裏にある藤子Ⓐ先生ゆかりの貴重な品々のなかでも、最大最高に貴重な品が、手塚治虫先生から藤子先生に譲られたトキワ荘14号室の机です。国宝級の文化財でしょう。

 これを保管している場所がお寺(しかも藤子Ⓐ先生の生家)ということも相まって、拝見するたびにありがたみが心に深くしみわたります。

 

・藤子Ⓐ先生のお友達の巨匠漫画家の直筆画も飾られています。

 

 

 お墓参りを終えてから、潮風ギャラリーに入館しました。

・藤子Ⓐ先生一周忌ということで館内に先生のお写真と花が飾られており、その前で手を合わせました。

 

 

 この日の夜は、光禅寺の檀家さんのお宅で開催されたチューダーパーティーに参加させていただきました。

・チューダーの成分である宝焼酎三ツ矢サイダーがたくさん用意されたうえ、キャベツ炒めもありました。

 

藤子不二雄Ⓐ先生の甥っ子さんにあたる光禅寺ご住職、氷見のまちを藤子Ⓐキャラクターでいっぱいにしてくださった地元の立役者・林達也さん、藤子作品に愛と理解のある元氷見市長さんらのお話をうかがいながら、参加者全員で藤子Ⓐ先生を偲びました。

 私は林さんのご指名で光禅寺ご住職の隣に座ることになったので、ご住職の伯父様である藤子Ⓐ先生や、ご住職のお父様である藤子Ⓐ先生の弟さんについて、いろいろと聞かせていただきました。

 藤子スタジオ様からご住職に拙著が贈られたことがあるそうで、ご住職が私のことを認識してくださっていたのには驚きました。

 

・この日は、こんなふうに正装。

 

 藤子Ⓐ先生の一周忌に際して、先生のふるさと氷見を訪れ、地元の皆様や藤子ファン仲間たちと一緒に先生を偲ぶことができて、ほんとうにありがたい日となりました。