ドラえもん いっしょにおでかけ!ダブルアクリルチャーム

 10月第4週から発売されているガシャポンドラえもん いっしょにおでかけ!ダブルアクリルチャーム」(全6種/バンダイ)。

 

 回してみたところ……

 3回連続でどこでもドアでした😆

 6種もあるのに3回続けて同じものが出るって……。

永田竹丸先生ご逝去

 永田竹丸先生の訃報が…。

永田竹丸先生の訃報にあたり豊島区長よりコメントを発表します 令和4年10月27日

漫画家の永田竹丸先生(齢88歳)が19日に亡くなられたと、ご遺族より訃報の連絡を受け、高野之夫豊島区長より下記の通りコメントします。

 

区長コメント

突然の悲報に接し、心より哀悼の意を表します。

永田先生には、トキワ荘マンガミュージアムの開館企画展「漫画少年トキワ荘」に多大なご協力を賜りました。さらに、トキワ荘の文化継承にあたり、資料収集や地域の取り組みにもお力添えをいただき、深く感謝しております。

ご生前のご功績を偲び、心からご冥福をお祈りいたします。

 

https://www.city.toshima.lg.jp/013/kuse/koho/hodo/r0410/2210271356.html

 

 「中日新聞」で連載された『キャラとメル』などの漫画で幼少の頃から楽しませていただきました。

 トキワ荘通い組のおひとりで第一次新漫画党メンバーだった永田先生…。『まんが道』の登場人物としての永田先生のお姿も印象深いです。それまで雑誌などで先生の漫画を目にしていたのですが、永田竹丸という存在を初めてくっきりと認識したのは『まんが道』においでだったと思います。

 藤子ファンとしましては、藤子スタジオに在籍されチーフアシスタントを務められたのも重要なご経歴です。

 

 2013年に森下文化センターで開催された永田先生のご講演を聴き、講演後「漫画少年」の展示を一緒に見学できたのは大切な思い出です。

 

 藤子・F・不二雄先生が、永田竹丸先生と森安なおや先生に藤子不二雄Ⓐ先生を加えた三人がトキワ荘の遊び人グループだとおっしゃっていたのも思い出します。

 

 永田竹丸先生のご冥福をお祈りします。

 

 

 ※追記

 永田竹丸先生は、1968年(67年の説もあり)~73年藤子スタジオに在籍。ご自分の仕事もしつつ、藤子スタジオのチーフアシスタントを務められました。

 永田先生の席は藤本先生(藤子・F・不二雄先生)のすぐ脇。『ドラえもん』連載スタート直前の時代にその席でお仕事をなさっていたわけで、藤本先生が当時のことを描いたマンガ『ドラえもん誕生』(初出:1978年)に永田先生のお姿が登場しています。作中では、アイデアがなかなかまとまらない藤本先生が「夜の10時にもなって、まだまとまらない。おれ、もういやだ!!」とわめきだしても、その脇で黙々と作業している端正なお顔の男性が永田先生です。

 永田先生はⒶ作品である『まんが道』『愛…しりそめし頃に…』に登場するとともに、別の時代を描いたF作品『ドラえもん誕生』にも登場するのです。

 

 永田先生のマンガ作品のなかで比較的多くの人に読まれていると思われる『トキワ荘物語 漫画少年合作の記』(初出:「COM」1970年3月号)は、永田先生が藤子スタジオに在籍されていたころに描かれた作品。『トキワ荘物語』は、トキワ荘グループの漫画家さんが「COM」でリレー連載したもので、むろん藤子先生(Ⓐ先生)も執筆陣に加わっています。

 そして、永田先生の『トキワ荘物語』には「漫画少年合作の記」という副題がつけられています。

 藤子スタジオでチーフアシスタントの仕事を担う永田先生は、『トキワ荘物語』をなるべく夜や休日に描き進めようと思っていました。が、それだけでは間に合わなくなり、藤子スタジオでも手隙の時間に描くことに。

 締切が間近に迫ったある日、永田先生は藤子スタジオのアシスタントの一人・Sさんに背景を手伝ってくれるよう頼みます。

 そういうわけで、永田先生の『トキワ荘物語』は、ストーリー構成や人物のペン入れはもちろん永田先生がやったのですが、背景については、永田先生は写真資料などを参考にアタリだけやって、あとはほとんどSさんが描いたのだそうです。

 

 このSさん、こつこつと丹念に緻密な背景を描くアシスタントさんで、『マグリットの石』の陰間鏡二などのモデルとなった人物です。

韓国のお土産

 韓国を旅してきた友人から、こんなお土産をもらいました。ありがとうございます!

 どちらのキャラクターも韓国で人気があり、あちらこちらのお店でグッズをよく見かけるそうです。

 

 このドラえもんカップは、中に綿あめが詰まっています。

 

 

 こちらもいただきものです。

 名古屋市民ギャラリー栄の情報紙。

 昨年12月号の「&Artist」のコーナーで「今月の主人公」として藤子・F・不二雄先生が紹介されています。

光文社新書『会話を哲学する』で『ウルトラ・スーパー・デラックスマン』が取り上げられる

 光文社新書『会話を哲学する コミュニケーションとマニピュレーション』(三木那由他・著、2022年8月18日発売)を購入しました。

 マンガ、小説、映画などフィクションで見られる興味深い会話を例にとり、それらの会話を、著者が分析哲学の研究で得た視点から解説した一冊です。

 

 帯にあるとおり、高橋留美子先生の『うる星やつら』(『めぞん一刻』なども)が取り上げられています。

 本書のテーマ自体が興味深いわけですが、私の最終的な購入の決め手は、藤子・F・不二雄先生の異色短編『ウルトラ・スーパー・デラックスマン』の次の会話が分析されていることです。

 

句楽 きみにならあかしてもいいだろう。実は僕の正体は… ジャアン!!  きみの友人句楽兼人その人だったのさ。…………おどろかないの?

 

片山 びっくりした!! あーおどろいた!!

 

句楽 もういい。どうせみんなしってるんだろうけと、ただたて前は守らなくちゃな。しゃべるとただじゃおかない。

 

 この会話は、第二章「わかり切ったことをそれでも言う」で取り上げられています。

落語「長短」とドラえもん「のろのろ、じたばた」

 本日(10/17)付「中日新聞」朝刊の一面コラム「中日春秋」冒頭で、落語「長短」が少し紹介されています。やたら気の短い男と気の長い男のやりとりがおかしい噺です。

・10月17日(月)付「中日新聞」1面掲載「中日春秋」冒頭部分より引用

 

 落語「長短」を藤子ファン的に見れば、『ドラえもん』の一編「のろのろ、じたばた」(てんとう虫コミックス5巻などに収録)のベースとなった噺である、ということが真っ先に頭に浮かびます。

 今回のコラムで気の短い男が言った「火をつける前に(煙草を)はたいちゃう」というセリフがとりあげられています。このセリフを聞けばただちに頭をよぎるのが、「のろのろ、じたばた」で発したドラえもんの次の傑作セリフです。

 

 「やきいもは、食べるまえにおならをする」

 

 朝刊を読んでこのセリフを思い出してふとクスッとしてしまう……そんな瞬間のあった今日の朝でした。

 

(藤子Fマンガでは、『21エモン』の「ノロノロ・チャカチャカ」も「長短」にインスパイアされた作品です)

高岡・氷見の藤子グッズをもらった

 9月に富山を旅した友人から高岡・氷見の藤子グッズをもらいました♪

 藤子ファン心をくすぐるおみやげをありがとう!

 

 

ドラえもんトラムのペーパークラフトと乗車券:万葉線ドラえもんトラム10周年記念で今年9月3日から発売中の1000枚限定グッズです。

 

 

・「 時間旅行 ~過去・未来~ 」原画ポストカード3枚セット:高岡市藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーで開催中の企画展のグッズです。ドラえもん「大むかし漂流記」「タイム・ルーム昔のカキの物語」と、チンプイ「危険!!タイムトラベル」のそれぞれの1ページがポストカードになっています。

 

 

・忍者ハットリくんNIN NIN立体マスク:氷見の株式会社あつみファッションが2021年8月1日から発売している下着素材のマスクです。

 

・Qちゃんのピッカピカ身長計:1985年ごろ?の入学準備「小学一年生」新入学完全ガイド号購読サービス品のようです。富山のある街で一箱古本市のようなイベントをやっており、友人はそこでこの品に出会ったそうです。

 

 

・藤子関係のチラシ・パンフレット類もいろいろと。