7月12日（火）放送の「開運！なんでも鑑定団」（テレビ東京）で、第7回まんが鑑定大会が行なわれた。
小学生のころトキワ荘へちょくちょく遊びに行っていたという57才の男性が、各マンガ家に描いてもらったサイン入りイラスト6枚を鑑定に出した。イラスト6枚の内訳は、藤子不二雄（当時）1枚、寺田ヒロオ2枚、石森章太郎（当時）1枚、赤塚不二夫2枚。
鑑定依頼人の男性が子ども心に不思議だったのは、藤子不二雄が部屋から出てくるたびに違う人だったことだという。今回鑑定に出した藤子不二雄のイラストも、F、A、どちらの先生が描いてくれたものか分からないままだったそうだ。
それが長島書店の長島昭利氏の鑑定で、A先生の筆によるものと判明。4万円の値がついた。イラストに描かれているのは帽子をかぶった少年で、当時の藤子A作品の登場人物なのか、このイラストのためのオリジナルキャラなのか、定かではない。
テレビの画面で確認した限りでは、寺田ヒロオのイラストは『背番号0』『スポーツマン金太郎』、石森章太郎は『テレビ小僧』、赤塚不二夫は『ナマちゃん』らしいと認識できるが、肝心の藤子A先生のイラストが何なのか分からなかった。当時の藤子A先生の主な連載作品としては、『ロケットくん』『わが名はXくん』『どんぐり名探偵』『怪人二十面相』などが思い当たるが、そのどれにも今回のイラストの少年は登場しないと思われる。鑑定依頼人の男性の、小学生時代の姿をモデルにしたイラストなのかもしれない。
ちなみに、藤子A先生以外のイラストの鑑定結果は、寺田ヒロオ各1万円、石森章太郎3万円、赤塚不二夫各3万円だった。
当番組については、rainyblueさんのブログ「青い空はポケットの中に」で詳しく言及されているので、参考にしていただきたい。
●青い空はポケットの中に：「開運！なんでも鑑定団」（テレビ東京系）にトキワ荘メンバーのサイン色紙が登場
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