ヘビー・スモーカーズ・フォレスト!?

 こんな報道がありました。
カンボジアの失われた都市、新技術で発見」AFP=時事 6月16日(日)16時31分配信
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130616-00000019-jij_afp-int 

画期的な航空機搭載レーザー技術を使用した考古学調査によって、1200年前にカンボジアの霧に覆われた山中で栄え、その後失われた中世の都市が発見された。記者とカメラマンが調査への同行を認められた豪紙シドニー・モーニング・ヘラルド(Sydney Morning Herald)が15日、世界的なスクープとして伝えた。
同紙によれば、数世紀にわたって密林の中に隠されてきたカンボジアシエムレアプ(Siem Reap)州にある「マヘンドラパルバタ(Mahendraparvata)」には寺院などもあり、その多くはまだ盗掘・略奪などの被害に遭っていないという。

「霧に覆われた山中で栄え」「数世紀にわたって密林の中に隠されてきた」都市が発見されたって、これはもう大長編ドラえもんのび太の大魔境』を思い出さずにはいられません! 作中で出木杉くんが教えてくれた「ヘビー・スモーカーズ・フォレスト」という語がすぐさま頭をよぎりました。


 ジャイアンスネ夫から、まだ発見されていない魔境や秘境を探すよう強引に頼まれたドラえもんのび太は、自家用衛星を使ってアフリカ大陸を徹底的に探査します。その結果、コンゴ盆地の奥の果てしなくジャングルの広がるあたりに謎の石像を発見。その写真を物知りの出木杉くんに見せたとき、彼の口から「ヘビー・スモーカーズ・フォレスト」という語が出てきたのです。
 出木杉くんによると、ヘビー・スモーカーズ・フォレストとは「タバコ好きの森という意味」で、「コンゴのジャングルに、一部分いつも雲がかかってて、衛星写真がとれないところがある」とのこと。ドラえもんの自家用衛星は雲などに邪魔されず衛星写真を撮れるので、ずっと雲(や霧)に隠されてきた石像を発見することができたのです。


 今回の報道で発見が伝えられたのは、カンボジアのすでに失われた都市ですが、“霧に覆われた山中で栄え、密林の中に隠されてきた都市が、新技術のおかげで今になって新発見された”という要素が『のび太の大魔境』におけるヘビー・スモーカーズ・フォレストのくだりのようだ!と思ったのです。そして、その新発見にロマンを感じたのであります。



ドラえもん「大好き♡ごはん」という食玩が今日(17日)から発売されたみたいです。食品サンプル的なリアル感とデザインのかわいらしさがイイ感じです。
 http://www.re-ment.co.jp/products/dora_gohan/index.html