4日(土)に発売された長谷川町子『いじわるばあさん』4巻(朝日新聞出版)の帯に、藤子不二雄A先生がコメントと喪黒のイラストを寄せています!
A先生が他の漫画家さんのコミックスの帯にコメントを寄せることは時々あるのですが、こうしてイラストを描き下ろすことは少ないので嬉しいです。それも、いじわるばあさんと喪黒福造という意地悪キャラ2名が夢(悪夢?)の共演をしているのですからたまりません。
A先生が『いじわるばあさん』の帯にコメントを寄せた記念に、これまでA先生のコメントが他の漫画家さんのコミックスの帯に掲載された事例を紹介します。
まず、記憶に新しい、昨年発売のコミックスから!
・えりちん『描かないマンガ家』5巻(白泉社、2013年)
・小玉ユキ『月影ベイべ』2巻(小学館、2013年)
『月影ベイべ』ではA先生の書かれた文字が使われていて、通常の帯コメントより魅力的になっています。
そして、自分のコレクションの中からとりあえず見つけ出せたコミックスたち!
・鬼頭莫宏短編集『残暑』(小学館、2004年)
・日本橋ヨヲコ『G戦場ヘヴンズドア』3巻(小学館、2003年)
・ホリユウスケ『十五童貞漂流記』1巻(秋田書店、2007年)
・江平洋巳『はじまりはハロー』(小学館、2004年)
・熊谷カズヒロ『サムライガン』(集英社、2001年)
・光永康則『怪物王女』15巻(講談社、2011年)
これらのコミックスはほとんどの場合A先生のコメントが載っているという理由で購入したのですが、そのおかげで、通常なら手に取らなかったであろう作品とも出会えたわけで、その点でもありがたいと思っています。