「人間うつしはおそろしい」

 コロナ禍が続いていますが、そんなご時世だから…ということで、ウイルス感染を題材にした藤子F作品『流血鬼』『ドラえもん「流行性ネコシャクシビールス」』を読み返した……という話題を以前当ブログで書いたことがあります。

 

(『流血鬼』と「流行性ネコシャクシビールス」の話はこちらで書きました)

 https://koikesan.hatenablog.com/entry/2020/03/30/204138

 

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  で、きのう仲良しの友達とオンラインで話をしていたら、『ドラえもん』の「人間うつしはおそろしい」の話になりました。コロナ禍の件とはぜんぜん違う文脈で話題にのぼったのですが、これも感染症の話ですね。てんとう虫コミックス第45巻などに収録されています。

 

 「人間うつし」というバイ菌がのび太の体内で増殖し、汗となって体外へ排出。菌を含んだ汗は蒸発して空気に混ざり、その空気を吸うと「のび太病」に罹患して誰もがのび太並になってしまうという、ある意味おそろしい感染症です🤣

 ドラえもんのび太を家から送り出すときのセリフ「さあ、町じゅうにばい菌をばらまいてこい」は、このご時世に読むとなかなかインパクト大です(笑)

 

 この話のトビラでドラえもんは感染予防のためマスクをしているのですが、あまりにもサイズが合わなさすぎて効果があると思えません…。私がそんなふうにパッと感じてしまうのも、いまコロナ禍を体験しているからなのでしょうねえ。