ゲームセンターでこんなのを見つけました。
何度か挑んでみたのですが、ひとつも獲れませんでした…
3月22日(月)、青から緑に変わったドラえもんがユニクロの“グローバルサステナビリティアンバサダー”に就任!と発表されました。
https://natalie.mu/comic/news/421198
「服のチカラで、未来を変える。」というユニクロのサステナビリティメッセージを、ドラえもんを通じて世の中にわかりやすく伝え広めていくことを目指したもの。緑色のドラえもんは「ドラえもん サステナモード」としてさまざまな場面で活動していくそうです。
発表の翌日(23日・火)には、読売、朝日、毎日、産経といった全国紙に「ドラえもん サステナモード」の全面広告が掲載されました。
この件はネット記事やテレビ番組でも報じられ、緑のドラえもんが全国の多くの人々の目に刻まれることになったのです。
青から緑に変わったドラえもんといえば、これはもう1984年から始まったグリーンドラえもんキャンペーンを思い出さずにはいられません。
当時私は中学3年生。自分の半生のなかでも最も藤子不二雄に熱く狂っていた時代でした。
突如として緑に模様替えしたドラえもんの姿を初めて見たときの鮮烈な驚きと興奮は今も忘れられません。今回ユニクロの緑ドラえもんを見た瞬間、あのころの驚きや興奮がよみがえってくるようでした。
・1985年のグリーンドラえもんは、頭に小鳥をのっけて手をバンザイさせています。
・こちらのグリーンドラえもんはパチもんです(笑)
パチもんを持ち出して話が脱線したついでに……
・グリーンドラミちゃん(笑)
むろんグリーンドラえもんキャンペーンとは関係ありません。
・そして、これは「地球だいすき!」バッジ。
1999年ごろの品です。1984年から始まったグリーンドラえもんキャンペーン(ぼくたち地球人キャンペーン)とテーマは同様ですが、ドラえもんは青いままです。
というわけで、今回の「ドラえもん サステナモード」の活躍にもおおいに期待しています!
3月19日(金)からマクドナルド・ハッピーセットのおもちゃがドラえもんになりました。
今回は、映画『のび太の宇宙小戦争2021』にちなんで宇宙をテーマとしたおもちゃが登場!
ラインナップは以下のとおりです。
●第1弾:3月19日(金)〜25日(木)
・飛び出す!ドラえもんとアストロバギー
・回る!ドラえもんとスペースレーダー
・ドラえもんとロコロコのゆらゆらバランス
(3月20、21日限定でどこでもドアシールがついてくる)
●第2弾:3月26日(金)〜4月1日(土)
・ぐるぐる宇宙船スピナーとドラえもん
・ドラえもんとGO!スペーススライダー
・ひらくとビックリ!どこでもドア
・惑星でジャンプ!ドラえもん
●第3弾4月2日(金)〜
・これまでに登場した全8種の中からどれがもらえるか!?
3月20日と21日はどこでもドアシールがもらえるということで、20日にハッピーセットを3セット買ってきました。
今回は訪れた時間が早かったので朝マックのハッピーセットとなりました♪
おもちゃの袋を開封!
第1弾全4種のなかからこの3種が出ました。
どのおもちゃも、ただ眺めるだけじゃなく何かしらのギミックで遊べるのがいいですね。
そのままでは不安定で転んでしまうドラえもんが磁力に引っぱられて立っていられます。ドラえもんの体をちょこんと押すとクルクル回ります。
・飛び出す!ドラえもんとアストロバギー
後ろにつけた発射装置のボタンを押すとバギーがダッシュします。
・回る!ドラえもんとスペースレーダー
手で押して本体を移動させるとドラえもんがレーダーのまわりを回ります。
第1弾の4種のなかでは(というか全8種のなかでも)、「ドラえもんとロコロコのゆらゆらバランス」が第一希望でしたが、その第一希望だけが出ない…という結果に。
まあ、どれが出ても嬉しいことは嬉しいのでかまわないのですが、第一希望を決めておくとくじ引きの面白さが高まるのでそうしているところがあります(笑)
・どこでもドアシールは開くとこんな感じです♪
3月16日のことです。
映画『トキワ荘の青春』デジタルリマスター版、2回目の鑑賞をしてきました。
※1回目の鑑賞時の記事はこちらです。
https://koikesan.hatenablog.com/entry/2021/02/28/164435
2回目の鑑賞をした劇場は、前回と同じく名古屋シネマテークです。
前回は後方の席に座ったので、今回は前から2列目の席を選択。座椅子状態の席なので、足を前に投げ出して半分寝そべったような姿勢で観られました。
映画の本編が始まる前、テラさん役の本木雅弘さんによる舞台挨拶代わりの映像が数分間流れました。そのなかで、本木さんが「定点観測」という語を使っていたことに触発され、私も自分なりに定点観測的な視点を意識して鑑賞しました。とくに、トキワ荘の「廊下」と「玄関前通路のベンチ」に注目してみました。
この映画では、トキワ荘の廊下でさまざまな人間模様が生じます。 テラさんと藤子先生の初対面も、テラさんと石森先生のお姉さんの出会いも廊下でした。
編集者が廊下に立って、急遽休載となる漫画家の代理原稿を描いてくれる者を募るシーンも印象的。複数の漫画家が住んでいるアパートだからこそ成立する方法です。
郵便配達員から原稿料(現金書留)を受け取る場所もまた廊下でした。みんながひととおり原稿料を受け取ったなか、受け取るのを待っていた様子の森安先生には何も届いていない……というそのシーンには、幾ばくかのおかしみとともに哀感をおぼえずにはいられませんでした。
共同トイレから出てきた藤本先生が水野英子先生とばったり対面してドギマギするところ、なんだか好きだなあ(笑)
空き瓶や食べ終えた出前の食器、古新聞などが置かれているだけで誰もいない、ひっそりとした廊下の情景もよかったです。
トキワ荘の玄関から公共の道路までまっすぐのびる通路があります。トキワ荘ヘ出入りする人のための通路です。通路には塀が沿っています。その塀にくっつくように置かれたベンチに座る人々にも注目しました。
トキワ荘の漫画家からサインをもらって喜んで帰る少年たちや、シャボン玉遊びをする少女たちがそこに座りました。
そして、トキワ荘を訪問したつげ義春先生が赤塚先生とこのベンチに座るシーンが、この映画の全ベンチシーンのクライマックスだと感じました。ベンチに座った二人は、テラさんはいい人だと言い合ったのち立ち上がります。トキワ荘をあとにするつげ先生に、赤塚先生は「また来いよ」と声をかけます。ところがつげ先生は「いや、もう、来ないよ…」と去っていくのです。
この件について、赤塚先生の盟友・よこたとくお先生から直接うかがったことがあります。赤塚先生がトキワ荘へ入居する前の時代(小松川時代)、つげ先生、赤塚先生、よこた先生の3人で頻繁に会っていたそうです。赤塚先生がトキワ荘に入居すると、つげ先生は赤塚先生に会うためトキワ荘を何度か訪問します。しかし、お二人のマンガに対する考え方が違っていって、ある日を境に会わなくなったのです。
つげ先生は漫画家デビューする前の少年時代にも、一度トキワ荘を訪れています。手塚先生に会うためです。このときつげ先生はプロになる決意を固めたらしいです。
藤子不二雄Ⓐ先生にもつげ義春先生との交遊についてお聞きしたことがあります。つげ先生がトキワ荘を訪れていた件や新漫画党のイベントに参加していた件は知っているものの直接会話をしたことはない、とのお答えをいただきました。
しかし、つげ先生の『李さん一家』や『ねじ式』や紀行文などは読んでいて、自分らが描くものと傾向は異なるがよい作品だと評価しており、とくに『李さん一家』のラストシーンが印象的だった、と藤子Ⓐ先生はおっしゃっていました。
『トキワ荘の青春』には、順調に売れていく側となかなか認められない側を対比的に映し出したシーンがいくつかあります。それらのシーンに漂う“自分だけが取り残されている”感じに胸が詰まる思いが……。残酷さすら感じました。
この映画は、そうした群像劇の人間模様とともに、細かいところまで丁寧に作り込まれたトキワ荘のセットにも魅了されます。アパートの屋内外の情景にひたすら見とれてしまうのです。
当初はトキワ荘の外観用にどこか適当なアパートを探したのだそうです。しかし良いところが見つからず、結局オープンセットを建てたのでした。
『トキワ荘の青春』は劇中で流れる昭和の歌謡曲も素敵です。懐かしいムードを高めてくれます。私はあの時代に生まれていないので本来なら「懐かしい」という実感はわかないはずですが、それなのに「懐かしい」と感じてしまうのです。
なかでも、映画の冒頭とエンディングで流れる霧島昇の「胸の振子」はまことに心に沁みました。藤子Ⓐ先生は、この曲が流れるエンディングを見ると自分がまたトキワ荘時代に戻ったような気持ちになって涙が出てくるそうです。
桃井かおりさんが藤本先生(藤子F先生)のお母さん役で出演しています。藤子Ⓐ先生は以前から桃井さんのファンだと発言されていましたから、桃井さんにお母さん役をやってもらえる藤子F先生のことをさぞかしうらやましがられたことだろう……と思いきや、桃井さんが「モトオちゃん」と自分の名前を呼んでくれるシーンがあることを喜んでおられました。
というわけで、『トキワ荘の青春』デジタルリマスター版、2回目の鑑賞も堪能しました。
映画を観たあと無性にチューダーを飲みたくなってコンビニでチューダーのもとを購入(笑)
この日の夕食時には笹かまぼこを食べました。劇中で石森先生のお姉さんが初めてトキワ荘を訪れたときお持ちになっていた手土産です。そのとき石森先生は留守で、廊下の雑巾がけをしていたテラさんに石森先生のお姉さんが声をかけ、持っていた笹かまぼこはテラさんに手渡されました。
その晩のことでしょうか、テラさんの手に渡った笹かまぼこは、テラさんの部屋で編集者への愚痴をこぼしまくる森安先生がうまそうに食べることになります。
石森先生のお姉さんからテラさんを経て森安先生の腹におさまるという、笹かまぼこがたどった少し数奇な経路にちょっとおかしみを感じてしまいました(笑)
『トキワ荘の青春』を観た帰り、駅でこんなポスターを見かけました。
思わず「テラさーん」と声をかけたくなりました(笑)
先日、当ブログで「郵便局ドラえもん50周年コレクション第3弾」(2月24日発売)のピンバッジとマグネットを購入したことを書きました。
こちらの記事です。
https://koikesan.hatenablog.com/entry/2021/03/12/180041
「郵便局ドラえもん50周年コレクション第3弾」のラインナップは、このピンバッジとマグネットだけではありません。
返事先どりポストを持ったドラえもんの立体グッズ3種も発売されています。
左から、貯金箱、マスコット、ぬいぐるみです。
・貯金箱
・マスコット
・ぬいぐるみ
郵便局から発売されたグッズだなあ、ということをはっきりと実感させてくれます。
じつは、返事先どりポストを持ったドラえもんの立体グッズが発売されたのは今回が初めてではありません。
5年ほどまえに一度フィギュアが出ているのです。
2015年、まんが『ドラえもん』誕生45周年記念フレーム切手セットの申込受付がおこなわれ、2016年になって申込者のもとに本品が届けられました。
そのフレーム切手セットのなかに返事先どりポストを持ったドラえもんオリジナルフィギュアが含まれていたのです。
※ここで紹介したグッズの多くは、藤子仲間からプレゼントしていただいたものです。ありがとうございました!
3月17日、My First BIG Special「ドラえもんまんがセレクション 大長編ドラえもん!スペシャル」が発売されました。
主にコンビニで販売されるB5判・中綴じタイプの『ドラえもん』選集です。
タイトルにあるとおり、シリーズ1作目『のび太の恐竜』誕生秘話をはじめ大長編ドラえもんを特集しています。
“大”長編ドラえもん特集ということで、“大”にちなんだ短編『ドラえもん』や他の藤子Fマンガが集められています。
大長編ドラえもんそのものは再録されていませんが、大長編ドラえもんのタネとなった短編『ドラえもん』として以下の3話が掲載されているのも見どころでしょう。
■「石器時代のホテル」(てんコミ38巻などに収録):『のび太の日本誕生』のタネ
ラストに掲載された作品が『超兵器ガ壱號』というのは、“大”にこだわったセレクションの締めにふさわしいと思います。
今号の表紙は、てんとう虫コミックス『のび太の宇宙小戦争』の表紙画を使用しています。新書判サイズで見慣れたこの画を大きめのサイズで見られるのが新鮮で楽しいです。