「週刊朝日」の表紙をドラえもんが飾る

 本日発売の「週刊朝日」4月2日号を購入。ドラえもんが大きく表紙を飾っています。

週刊朝日」が5000号を突破したことと映画ドラえもんが30周年を迎えたことを祝してのコラボ企画です。「週刊朝日」創刊以来、アニメキャラクターが単独で表紙を飾るのは初めてとのこと。
 皆が思うことでしょうけど、嬉しそうなドラえもんの下で「借金1千兆円で日本破産」という文字が目立っていて、その組み合わせがなんだか不条理です^^



 本日は「藤子・F・不二雄大全集」第9回配本分の発売日でもあります。『ドラえもん』6巻、『オバケのQ太郎』5巻、『パーマン』6巻が発売されました。F全集についての感想は、じっくり読んだあと書けたら書くつもりです。
パーマン』6巻は、幼年向け雑誌に掲載された話をカラーで掲載。ほとんどのページがカラーです。各ページを漫然と眺めているだけで絵本や画集のように堪能できます。
 



 先日紹介した再復刊版『藤子不二雄物語ハムサラダくん』(松文館)について、藤子不二雄ファンサークル「ネオ・ユートピア」から補足情報があったのでお知らせします。
 
藤子不二雄物語ハムサラダくん』は、2007年にマガジンファイブより上下巻で復刊されたばかりですが、今回松文館より全1巻で再び復刊されました。この松文館版は、マガジンファイブ版と本の装丁やサイズは違っているけれど、内容的にはほぼ同一です。
 ほぼ同一なんですが、松文館版には以下のようなこだわりがあるそうですので、『ハムサラダくん』をこれから買おうか迷っている方は、参考になさってください。

・巻末近くに「特別編」が2話収録されているが、この2話に関しては、マガジンファイブ版は初出雑誌からのコピーだった。それが今回の松文館版は原稿用紙から印刷しているので、画面がきれいになっている。紛失したはずの原稿が見つかった、とのこと。


・判型をA5サイズにしたため、マガジンファイブ版で使用した製版データを流用せず、すべて新たに原稿用紙からスキャンして印刷している。


・表紙のイラストは、この単行本のために吉田忠氏が手塗りで色をつけた。


・巻末に収録されたロングインタビューのページで、吉田氏の写真が4カ所、よりきれいなものに差し替えられている。

 このような細かい配慮がなされているということです。



「ネオ・ユートピア」の掲示板で知ったのですが、4月29日(昭和の日)に仙台駅前のイービーンズというところで藤子A先生のサイン会&トークが開催されるようです。詳しくは以下のサイトをご覧ください。
 http://www.ebeans.co.jp/