日本モンキーパーク

 16日(日)のことです。8年ぶりに公開された岡本太郎・作「若い太陽の塔」を見に、愛知県犬山市日本モンキーパークへ行ってきました。
 岡本太郎の「太陽の塔」といえば、1970年の大阪万博のものが有名ですが、その前年に愛知県犬山市でも太陽の塔が制作されていたのです。老朽化のため長いあいだ閉鎖されていたのですが、岡本太郎生誕100周年を記念してきれいに整備され、今月1日より再公開されました。高さ26メートルで、7メートルのところに展望台があり、眺めを満喫できます。
 この近くを車で通りかかるたびに、山の上にそびえるこの塔を見て気になってはいたのですが、今まで近づいたことはありませんでした。今回初めて接近し、展望台に登ることができて感動でした。
 
 

「若い太陽の塔」目当てで日本モンキーパークへ行ったわけですが、やはりこの施設で最も魅力的なのは「世界サル類動物園」です。世界最多種と言われる約70種類(900頭)のサルたちを見ることができます。
 小さくてかわいらしいリスザルが森林の状態になった島で放し飼いにされていて、手で触れられる距離まで近づいてきます(触れてはいけないことになってますが)。
 
 ・森の中のリスザル。


 私がこの世界サル類動物園内で最も楽しいと感じるのは「Waoランド」というコーナーです。何頭ものワオキツネザルが放し飼いになっています。
 
 ・とても愛くるしい姿のワオキツネザルが目の前を普通に歩いていて興奮。


 
 ・この空間では、ワオキツネザルが頻繁に頭上をジャンプしたり、いきなり目の前に着地してきたりするので、油断しているとびっくりします。


 
 ・この座り方がキマってます!
 Waoランドは、長時間いてもぜんぜん飽きません。ここだけのためにまたモンキーパークへ足を運びたくなるほどです。


 座り方と言えば、アビシニアコロブスというサルの座り方が妙に人間的で、見惚れてしまいました。
 
 いろいろなサルを夢中で眺めているうちに閉館時間が来てしまい、名残惜しさと満足感の両方を感じながら帰途に着いたのでした。 


 ここで話を終わらすと藤子関連の話題に触れないままになってしまうので、日本モンキーパーク内で見つけたドラえもんを紹介することにします(笑)
 
 ・「ドラえもんジャンケン大会」ジャンケンして勝つと景品が出てきます。


 
 ・「ドラえもん大冒険」上に乗って、ゆらゆら動くのを楽しむものと思われます。


 
 ・「にこにこドラえもんドラえもんのなかにコックピットがあって、そこに入ることができます。


 
 ・名称未確認 『のび太の南海大冒険』の世界観がモチーフのようです。


 
 ・「ドラえもんはたあげ」ドラえもんと旗揚げゲームをして勝利すると景品がもらえます。


 あと、岡本太郎の話題から藤子ネタと関連づけていくとするなら、川崎市藤子・F・不二雄ミュージアム岡本太郎美術館が近くに建っています。
 
 ・宿河原駅前の案内看板