新潮文庫『私の銀座』にA先生のエッセイ収録

 3月28日ごろ、『私の銀座』(新潮社)という文庫本が発売されました。
 
 タウン誌「銀座百点」(発行:銀座百店会)で発表された各界著名人によるエッセイのなかから60編を選んでまとめたものです。
 60人のエッセイのなかに、藤子不二雄A先生のものもあります。A先生のエッセイのタイトルは「数寄屋橋に憧れて」。上京したてのとき手塚治虫先生に銀座へ連れて行ってもらった思い出などが綴られています。


 私はこのエッセイの初出誌「銀座百点」1992年12月号(通巻457号)を持っています。この雑誌を初めて手にしたとき、横長の判型でちょっと変わった形だなあ…と感じたことを憶えています。あれからおよそ20年たった今、このエッセイを収録した本が刊行されて感慨深いです。