23日(日)、トキワ荘通り協働プロジェクト有志による忘年会に出席するため、またまた東京へ出かけました。
天皇誕生日の東京駅。
せっかくこの日東京駅に降り立ったのだから…ということで、皇居へ記帳に行きました。
坂下門をくぐって記帳所へ歩きます。門をくぐる前には荷物・ボディチェックがありました。
そうして西武池袋線・東長崎駅の近くにある忘年会会場へ。
忘年会は、プロジェクトのメンバーのほか、漫画家・イラストレーター・デザイナーといったクリエイタ―さんや、出版社・ネットラジオ局といったメディアの方が大勢出席され、始まる前から大変な熱気でした。
トキワ荘レジェンドのお一人、よこたとくお先生による冒頭の挨拶と乾杯。
もうこの時点で会場内はものすごい盛り上がりです。
よこたとくお先生、平松伸二先生と!
平松伸二先生といえば、個人的には小学生の頃リアルタイムで読んだ『ドーベルマン刑事』が最も印象深いです!『マーダーライセンス牙』とかも読んだなあ。今月には『ザ・松田 〜ブラック・エンジェルズ〜』3巻と『新ドーベルマン刑事(原案・武論尊)』1巻が同時発売され話題になりました!
平松先生の奥様、伝説の貸本漫画家・下元克己先生、漫画研究家・加藤泰三さん。
よこたとくお先生と山田ゴロ先生がその場で色紙を描いて交換されました。よこた先生はマーガレットちゃん、ゴロ先生はロボコンを描かれました。そのとき私はちょうどよこた先生とゴロ先生の間に座っていたため、私の目の前をお二人の色紙が通り過ぎていった格好になりました(笑)
ゴロ先生はこの日お誕生日だったので思わぬ誕生日プレゼントになったとのこと。
よこた先生とツーショット!
よこた先生からいろいろと貴重なお話をうかがえました。とくに、トキワ荘入居前の時代、赤塚不二夫先生、つげ義春先生、よこた先生の3人で頻繁に会っていた…というお話をご本人の口から聞けたのは感動的でした。赤塚先生とよこた先生がそれぞれ勤めていた工場を辞めて本格的にプロの漫画家を目指すようになったのは、すでに貸本劇画でデビューしていたつげ先生の言葉に触発された面が大きいそうです。
よこた先生と私が話しているところを隠し撮りした人がいました(笑)
『東京シャッターガール』の桐木憲一さん。
この写真、撮ったときは気づかなかったのですが、パソコンに取り込んで改めて見たら心霊写真状態になっていました(笑)
『東京シャッターガール』第2巻(日本文芸社)は今月27日に発売されたばかりです。
この作品、タイトルに「東京」とあるとおり、原則として東京を舞台にした街歩きモノですが、2巻には「宝塚市合宿編」もあって手塚治虫記念館などを訪れています。その縁もあって、来年1月26日(土)手塚治虫記念館にて、2巻発売記念桐木憲一トークショーが開催されます。
http://www.city.takarazuka.hyogo.jp/tezuka/event.html#kiriki
第28話「みずのとう」に登場する野方配水塔は、『まんが道』青雲編の「新漫画党」の回に出てきます。新漫画党のメンバーが哲学堂公園に到着したとき見える印象的な風景としてこの塔が登場しており、「椎名町から目白通りを中野の方へいくと、屋根の向こうにニョッキリと巨大なタワーが見える!」というナレーションが挿入されています。
私も哲学堂公園には何回か足を運んだことがあるのですが、この塔の間近まで行ったことはありません。『東京シャッターガール』「みずのとう」の回を読んで、今度訪れたときは近くまで足をのばしてみたいと思いました。
「みずのとう」の話を補足する記事「街歩きマップ 落合南長崎編」では哲学堂公園も紹介されています。
あと、忘年会の話から脱線しますが、『東京シャッターガール』2巻と同日に発売された松井優征『暗殺教室』2巻も購入しました。その中で主人公の殺せんせーがドラえもんぽい風貌になるコマがありました。松井優征さんが以前「週刊少年ジャンプ」で連載していた『魔人探偵脳噛ネウロ』の独特の作風が好きだったので『暗殺教室』も読んでみたら非常に面白くて、いま新刊が楽しみなマンガの一つとなっています。
さて、最後に再び忘年会の話に戻ります。
これは忘年会のくじ引きで当たったニコニコ商店街のマッチです。たしか30年ほど前のものと聞きました。「南長崎」へ地名変更される前のものなので「椎名町」と記されているのが何と言っても嬉しいです!
くじの中ではハズレ扱いの品でしたが、私には実にありがたい当選品です^^