『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』鑑賞

 6日(日)、名古屋に友人知人が集まって、みんなで『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』を鑑賞しました。公開2日目。愛知在住者が5人、関東から3人、関西から1人の参加でした。大人の男性9人で一斉に『ドラえもん』を観る光景は、はた目には異様だったかもしれません(笑)
 
 ・劇場は毎年恒例の「名古屋ピカデリー」。


 
 ・ロビーの壁に歴代映画ドラえもんのチラシが飾りつけてありました!


 
 ・チケット売場の画像が旧作!(^^)

 
 結論から言えば、とても楽しめました。まだ公開され始めたばかりなので、ここではネタばらしを避けて、抽象的な感想だけにとどめておきます。
 今回の映画は、藤子・F・不二雄先生の原作(と1989年のオリジナル映画)を丁寧に研究・尊重しつつ、こまやかな補完やクライマックスの盛り上げ方が見事で、リメイクのひとつの理想的なありかたを見た気がします。
 原作にあった断片的なシーンやちょっとしたセリフを伏線にして、それをうまく回収したり、新たに加えたカットで話の整合性や説得力を高めたり。そんな物語の構造の細かいところへ及ぶ心憎いワザをちりばめながら、作品の全体をきちんと統率・構成していて、その完成度、安定感にうならされました。
 絵柄も好きなタイプでしたし、登場人物たちの活躍・心情も深められていて、限られた時間配分のなかで、それぞれがちゃんと活かされていました。とくに、ゲストキャラの掘り下げがすばらしかった。ククルの活躍どころを設け、ペガ・グリ・ドラコがより愛らしくなり、ギガゾンビの強さと怖さが増幅していました。
 観終えてすぐ、一緒にいたメンバーと映画をほめたたえる言葉を交わし、満足感を抱きながら劇場をあとにすることができました。


 
 
 ・入場者プレゼントは「誕生!走るペットドラ」。


 
 ・9人で観たので9人分の入場者プレゼントの山ができました(笑)


 
 ・パンフレット。


 
 
 
 
 
 ・グッズは、ペガ・グリ・ドラコの3チャームストラップとツチダマのスクイ―ズマスコットを購入♪


 映画鑑賞後は、劇場近くの居酒屋で映画ドラえもんの感想を語り合う会を開きました。
 
 新たに4人が駆けつけてくれて、たいそう盛り上がり、同じ居酒屋に6時間半も居座って喋りつづけました(笑)
 この場でも『新・のび太の日本誕生』は大好評。「1979年から始まった映画ドラえもん全作のなかで最高に好き」「原作と旧映画の『日本誕生』はあんまり好きじゃなかったけれど、『新』を観て好きになった」「隙がなくてツッコみどころに欠けるのが欠点(笑)」といった意見が出ました。そうした意見の一つ一つに心からうなずけるほど、魅力的な映画でした。
 同好の士だからこその自由な(しかし節度ある)語り合いは本当に楽しいです。
 皆さま、ありがとうございました!