本日(9月23日)は藤子・F・不二雄先生のご命日です。あの日から21年ですか……
今年もお墓参りには行けなかったので、自宅でF作品を読んで先生を偲ぶことに。
どのF作品を読もうか迷ったのですが、お亡くなりになってから「21」年…ということを意識して『21エモン』を再読しました。せっかくなので、表紙に「21」の字が大きくデザインされている虫コミックス版で読みました。
作品の面白さをぞんぶんに味わいながら、F先生の存在に思いを馳せました。
21エモンの21は、作品の舞台である21世紀にちなんで付けられたものです。F先生がこの21世紀にご存命ではないことを残念に感じますが、F先生の作品は21世紀になった現在も多くの人に生き生きと愛されていますし、きっとこの先の時代の人々にも愛され続けていくことでしょう。
そして、F先生の想像力は21世紀やその先の22世紀にも豊かに確かに及んでいます。
F先生の存在は、時代を超えて“生”の状態を保っていくにちがいありません。