『ノスタル爺』が「ビッグコミックオリジナル」にリバイバル掲載

 創刊50周年記念で『ノスタル爺』をリバイバル掲載している「ビッグコミックオリジナル」7月20日号を発売日(7/5)にコンビニで買ってきました。

 『ノスタル爺』の初出誌「ビッグコミック増刊オリジナル号」(1974年2月5日号)は、「ビッグコミックオリジナル」の前身誌にあたります。それゆえ「長い時を経て『ノスタル爺』が「オリジナル」に帰ってきた!」と感じさせてくれる企画になっています。初出バージョンではなく単行本収録時に加筆修正されたバージョンでの掲載ではありますが。

 

 『ノスタル爺』と同じく「ビッグコミック増刊オリジナル号」で発表された藤子・F・不二雄先生のSF短編がもうひとつあります。

 『定年退食』です。

 1973年9月5日号で発表されたので、藤子F先生の作品で最初に「オリジナル」に登場したのは『定年退食』ということになります。

 

 この『定年退食』が、7月20日発売の「ビッグコミックオリジナル」次号にリバイバル掲載される予定です。

 

 今号の『ノスタル爺』リバイバル掲載の解説記事を読むと、『藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス』(全10巻、既刊6冊)が累計で15万部を突破したと書かれています。短編集で15万部突破は大健闘の数字ではないでしょうか。ある方が、この部数ならずいぶん新規開拓ができているのでは、とおっしゃっていました。