『マイシェルター』を思い出させる新聞記事

 本日(6月1日)の「中日新聞」夕刊の一面トップ記事は「核シェルター わが家に」という見出しで、とっさに藤子・F・不二雄先生のSF短編『マイシェルター』を思い出させるものです。

「国際情勢が不安定化する中、武力攻撃からの避難も想定した核シェルターへの注目が高まっている」「核シェルター建設を手がける企業には問い合わせが相次ぎ、設計事務所やゼネコンなどでつくるNPO法人「日本核シェルター協会」(茨城県つくば市)の会員数はこの1年で10倍以上に増加」「一方で、同協会によると日本での普及率はほぼ0%」といった文面で始まる記事です。

 

 この記事で、愛知県豊橋市の建設会社がその敷地内に「地下に核シェルターを備えたモデルハウス」を造り始めたことが紹介されています。

「ミサイル攻撃の爆風にも耐えられるよう厚さ30センチの壁で覆い、「防爆扉」を備えた2カ所の出入り口を確保」「放射性物質を除去できる空気清浄機も設ける」「販売価格を7千万円程度と想定」「地震も全然大丈夫」「日本は核シェルター発展途上国」などと記事の内容を具体的に読み進めると、ますます『マイシェルター』の世界に入り込んで核シェルター“箱舟”のパンフレットに見入っている気分になってきます😅

 

 4月14日にNHK BS「藤子・F・不二雄SF短編ドラマ」で『マイシェルター』がオンエアされたのも記憶に新しいところなので、なおさら『マイシェルター』が私の頭に浮かびやすくなっています。