私は藤子不二雄ファン

 私は藤子不二雄先生の大ファンである。正確には、藤子
不二雄A先生と藤子・F・不二雄先生の大ファン、と言う
べきだろうが、藤子先生が「二人で一人」の漫画家として
活躍していた当時から熱烈なファンだった私は、藤子先生
をAとFとにドライに分けてしまいたくない気持ちがいま
だに強い。
 といっても、A先生とF先生の作品を混同してしまうこ
とには抵抗がある。様々な場所で様々な人が、A先生とF
先生の作品をごっちゃにして語っているが、そんな場面に
でくわすたびに「そうじゃないんだよ」と訴えたい衝動に
かられる。


「二人で一人の藤子不二雄」にずっとこだわりつづけなが
らも、藤子不二雄がAとFとに分かれた事実については正
しく認識したい、というのが、私の基本的な立場だ。


 私はこの場で、「藤子不二雄」に関する諸々の話題を、
勝手気ままに書いていきたいと思っている。日記なのだか
ら、その日に起こったこと体験したことなどを時系列的に
記述するのが本筋だろうが、ここでは日記という体裁にこ
だわらず、そのとき思いついた事柄を思うままに書きつけ
ていくつもりである。