ぴっかぴかコミックス『バケルくん』3巻、『怪物くん』2巻

 ぴっかぴかコミックス『バケルくん』3巻、『怪物くん』2巻を購入。

『バケルくん』3巻の収録作品(サブタイトル/初出/単行本)は以下の通り。

●「びっくりプール」/「小学二年生」昭和49年9月号/てんとう虫コミックス1巻・藤子不二雄ランド2巻
●「魔法でチンカラプイ」/「小学二年生」昭和49年8月号/てんとう虫コミックス1巻・藤子不二雄ランド2巻
●「ママがクマになる/」「小学二年生」昭和49年10月号/てんとう虫コミックス1巻・藤子不二雄ランド2巻
●「さらわれたのはだれ?」「小学二年生」昭和49年11月号/てんとう虫コミックス2巻・藤子不二雄ランド3巻
●「バケタ屋開店」/「小学三年生」昭和50年7月号/てんとう虫コミックス2巻・藤子不二雄ランド2巻
●「カワルが二人に…!?」/「小学四年生」昭和50年10月号/単行本初収録/初出時サブタイトル「新登場コピー人形の巻」)
●「怪人五十面相」/「小学三年生」昭和50年12月号/藤子不二雄ランド2巻
●「バケル一家のよけいなお世話」/「小学三年生」昭和49年10月号/てんとう虫コミックス2巻・藤子不二雄ランド1巻
●「底なしのさいふのなぞ」/「小学三年生」昭和50年2月号/てんとう虫コミックス1巻・藤子不二雄ランド1巻

『怪物くん』2巻は、1巻と同様、シンエイ動画版アニメ『怪物くん』(昭和55年〜/テレビ朝日)の放送にともなって藤子不二雄A先生が小学館学年誌用に描いた、旧作のリメイク、あるいはそのシンエイ動画版の時代の新作を主に収録している。それに加え、今回は、少年画報社の「てれびまんが絵本」の作品と、シングルレコードのジャケット用作品を1作ずつ収録。


 ぴっかぴかコミックス『怪物くん』2巻収録作品を、現行商品の藤子不二雄Aランド全21巻(ブッキング)との対比で見てみたい。

●「空とぶ木馬」/藤子不二雄Aランド未収録/初出:てれびまんが絵本(少年画報社/詳細不明)
●「ハイキング」/藤子不二雄Aランド未収録/初出:シングルレコード『怪物くん』「おれは怪物くんだ」「そろた怪物三人組」(コロムビア/昭和43年5月発売)
●「怪物くん2コマげき場」/藤子不二雄Aランド21巻収録
●「やってきた怪子ちゃん」/藤子不二雄Aランド15巻収録の「やってきた怪子ちゃん」のリメイク
●「家つきおばけポルターガイスト」/藤子不二雄Aランド19巻収録
●「大怪人と念力巨人」/藤子不二雄Aランド未収録
●「せん風怪物サイクロン」/藤子不二雄Aランド20巻収録
●「ミイラは王子だ」/藤子不二雄Aランド6巻収録の「ミイラは王子だ」のリメイク
●「ゆめで会いましょう」/藤子不二雄Aランド19巻収録


■雑誌記事情報
アスペクトムック「Girlie(ガーリー)」06(アスペクト発行)で、「マンガ再生2005 2005年版今こそ読みたいマンガ200選!!」という特集が組まれ、以下のようなかたちで藤子作品がとりあげられている。


・39ページ:「まだまだ、いるヨ!紹介しきれなかった惜しい美男子ランキング」で、9位に『ドラえもん』の出木杉英才がランクイン。
・57ページ:「12人の人生を変えたかも知れない衝撃作品」で、マンガ家のUJT氏が『まんが道』をとりあげている。氏は、『まんが道』を読んで「マンガ家になりたい!」という忘れていた夢を思い出したという。
・78〜79ページ:「COMIC GUIDE」で『劇画毛沢東伝』『異色短編集1ミノタウロスの皿』が紹介されている。