鶴瓶・文珍がA先生のふるさと・氷見を探訪

 きのう(27日)、NHK総合で夜8時より放送された『鶴瓶の家族に乾杯』で、笑福亭鶴瓶桂文珍富山県氷見市を訪れた。富山県氷見市といえば、なんといっても、藤子不二雄A先生が生まれてから小学5年生まですごした、ありがたい土地である。現在も、藤子A先生の生家である曹洞宗のお寺・光禅寺があるし、藤子Aキャラを活用した数々のスポットもあり、さらにJR氷見線を忍者ハットリくん列車が走っていて、藤子A先生のふるさとであることを実感できる素敵な場所になっている。
 そんな心ときめく土地を鶴瓶さんと文珍さんが訪ね歩く番組ならば、たとえ藤子A先生関係のスポットが紹介されなくても、そこそこ楽しめるだろうと思って視聴してみた。
 すると、おそらくまともに紹介されることはないだろうと思っていた藤子Aスポットが、番組がはじまって結構早い段階で登場したのだった。


 まずは、湊川にかかる「カラクリ時計 虹の橋」である。『忍者ハットリくん』の登場人物の立体人形が1時間おきに姿を現し、楽しい劇を披露してくれる、この近辺でも目玉のスポットだ。最後にケン一くんが獅子舞を抱えて登場するのは、氷見が獅子舞の町だからである。
 http://www.city.himi.toyama.jp/%7E35300/manga/hatutori/karakuritokei.htm


 そのあとしばらくして、「潮風通り・サカナ紳士録モニュメント」が登場。全部で8種16体あるモニュメントのうち、ブリンスのものが大きく映し出された。センサーが反応してブリンスが喋りはじめる場面もとりあげられた。さらに、藤子A先生がデザインしたサカナ紳士録のキャラ8種類のカラーイラストも紹介された。
 http://www.city.himi.toyama.jp/%7E35300/manga/burinsu/burins-01.htm


 番組中で藤子A先生に直接関係のあるスポットが紹介されたのはその2回のみだったが、番組全般で画面に映し出された路地や商店などの風景が、私が氷見を訪れたとき実際に歩いた場所だったりしたので、気持ちが高揚したまま番組を観続けることができた。
 

 今月は、ドラマ『まんが道』で藤子両先生のふるさと・高岡市の風景を堪能したうえ、藤子A先生生誕の地・氷見市の風景までテレビで観ることができたことになる。
 藤子先生のふるさとといえば、なんと来月、高岡市でロケを行なった藤子・F先生にまつわる特別番組が放送されることになった。これは、「ごったニメーションblog」で知った情報なのだが、2月19日午後2時から、藤子・F・不二雄先生の世界についてさまざまな角度から迫る特別番組「藤本弘からの手紙(仮題)」がテレビ朝日系列で放送されるというのだ。


 タレントのベッキーさんが、F先生の定塚小学校時代の同級生4名とともに藤本先生ゆかりの地を巡るロケを行なったということで、藤子マンガと同等に藤子先生ご本人の大ファンでもある私には、感涙・興奮もののウルトラ・スーパー・デラックスな特別番組になりそうな予感。
 藤本先生の同級生のかたがマスメディアに登場して先生の人となりについて語るなんて、めったにあることではないので、個人的にたいへん楽しみだし、客観的にも貴重な証言になりそうだ。期待大である。


※情報ソース:ドラえもん特番ロケ 高岡 藤子・F・不二雄に迫る中日新聞
 http://www.chunichi.co.jp/00/tym/20060128/lcl_____tym_____003.shtml