瀬名秀明×辻村深月 対談

ダ・ヴィンチ」5月号(メディアファクトリー)に、『大長編ドラえもん のび太と鉄人兵団』小説化を記念して、瀬名秀明さんと辻村深月さんの対談が掲載されています。二人とも、大のドラえもんファン、藤子ファンの小説家として知られています。
 私は小説版『のび太と鉄人兵団』を(購入したものの)まだ読めていないのですが、瀬名さんの「小説だから書けた、14歳という対象年齢にしたからこそ書けた場面は結構あるんです」という言葉に触れて、ますます期待が高まりました。対象年齢を14歳に設定したのは、『エスパー魔美』が読める年齢のイメージということで、そういう設定の基準もいいなあと感じました。
 記事には、二人が鏡面世界に入った写真もあります。


 以前に当ブログで書いたように、瀬名さんとはメールインタビューというかたちで、辻村さんとはサイン会で藤子トークをしたことがあるので、この顔合わせには親しみがわきますし純粋にワクワクします。現場ではもっと濃いトークも展開されたようなので、対談の全体を読みたい欲求にかられます。



※「ブブカ」5月号(コアマガジン)の「『漫画家マンガ』を語り尽くす! 前編」で藤子不二雄A先生の『まんが道』や『愛…しりそめし頃に…』が言及されています。
まんが道』は、現在急増中の「漫画家マンガ」体系の根本にあり、「漫画家マンガ」の金字塔だと評されています。