来年の映画ドラえもん情報解禁!

 来年の映画ドラえもんの情報が本日(10/15)18時に一挙公開されました。
 https://doraeiga.com/2019/

 タイトルはのび太の月面探査記」


 監督:八鍬新之介
 脚本:辻村深月
 ということで、実現可能性を考えれば、もうこれ以上は望めない最高の組み合わせだと思います。
 
 
 
 8年前に辻村深月さんと初めてお話したさい、「『凍りのくじら』は講談社の本なのにドラえもんをモチーフにしていいのか…という葛藤があった。ドラえもんファンの皆さんがどう思ってくださるかという心配もあった」とおっしゃっていました。そんな辻村さんがついに総本山とも言える映画ドラえもんの脚本を手がけられるとは、感慨深すぎます!
 私は辻村さんがドラえもん好きだと知る前から彼女の小説を愛読していたので、辻村さんがドラえもんや藤子先生のファンだと知ったときおおいに喜びました。今日辻村さんが映画ドラの脚本を手がけられると知って、あのときの喜びがますます膨らんで蘇ってきた気分です。
 辻村さんのこれまでの作家としての実績、作品内容のすばらしさ、ドラえもんと藤子先生への愛と知識が、映画ドラえもんの脚本のお仕事に結実したのだと思います。
 今年3月に劇場で来年の予告映像を見たときから「これは私のストライクゾーンに入りそうだ!」という嬉しい予感が働いたのですが、今日の情報解禁でストライクゾーンどころかど真ん中のストライクに来た!と感激と興奮にひたっております。
 辻村さんにとってみれば子どもの頃から大好きなドラえもんの脚本、しかも脚本のお仕事自体が初めてということで、大きな喜びとともに大きなプレッシャーもあることと思いますが、ドラえもんファン・藤子ファンであり辻村さんの小説の愛読者である私としては手放しで大喜びするばかりです。


 いくら脚本に期待を持てても「映画は監督のもの」という言葉があるくらいですから、監督に不安要素が大きいと喜んでばかりもいられなくなるところですが、八鍬監督は映画ドラえもんではすでに『新・のび太の大魔境 〜ペコと5人の探検隊〜』と『 新・のび太の日本誕生』の監督とつとめており、どちらも安定感があってクオリティの高い作品に仕上がっているので信頼感があるのです。とくに『新・日本誕生』は私の中ではここ20年間の映画ドラえもんの中では『新・鉄人兵団』と双璧を成す傑作(大好きな作品)なので、その八鍬監督と辻村さんというのは最高のコンビなのです。
 そんなわけで、今のところ来年の映画ドラえもんには期待しかありません。そのくらい興奮しております(笑)