今回私のコレクションの中から紹介するのは、同じ時期、同じ少年雑誌に連載されていたマンガのキャラクターを一つのシートに集めた形態のシールです。これらは、主にノベルティ用につくられたものと思われます。
●「週刊少年マガジン」(1964年ごろ)
当時の少年マガジンに連載されていた二大ギャグマンガ、藤子不二雄A先生の『サンスケ』と森田拳次先生の『丸出だめ夫』のキャラクターがシールになっています。
●「週刊少年サンデー」(1976〜77年ごろ)
この時期の「少年サンデー」は、A先生の『プロゴルファー猿』が連載中でした。このシールを見るだけでも、当時の「少年サンデー」には、ゴルフ、ボクシング、野球とスポーツマンガが多めに連載され人気を博していたことがうかがえます。
●「マンガくん」(1976年ごろ)
「マンガくん」の創刊を告知したシールです。創刊号から連載されたF先生の『エスパー魔美』がいます。
●「週刊少年チャンピオン」(1970年代後半)
「少年チャンピオン」全盛時代のものです。この中に藤子作品はありませんが、ここに登場した5つの作品すべてと連載時期がどこかで重なっている藤子作品として、A先生の『ブラック商会変奇郎』があります。
今回紹介したシールは少年マガジンを除いて私が小学生の頃のものなので、その意味で実感のともなう懐かしさをおぼえます