2016年氷見・高岡の旅(4)定塚ギャラリーオープン

「2016年氷見・高岡の旅」と題して、これまで以下の3つの記事をアップしました。

・2016年氷見・高岡の旅(1)リニューアルされた潮風ギャラリー
 http://d.hatena.ne.jp/koikesan/20160413


・2016年氷見・高岡の旅(2)氷見の藤子Aスポットをめぐる
 http://d.hatena.ne.jp/koikesan/20160417


・2016年氷見・高岡の旅(3)氷見線・忍者ハットリくん列車
 http://d.hatena.ne.jp/koikesan/20160420


 今回は、その続きです。
 3月9日(土)、富山県高岡市の「定塚ギャラリー」オープニングセレモニーに出席しました。

 
 
 ・定塚ギャラリーは、藤子・F・不二雄先生が少年期に暮らした住居の跡地にできた施設です。そこに建っている家屋を地元の方々が買い取って改装し、F先生が高岡ですごされた時代の雰囲気を再現。高岡を訪れる藤子ファンが集まれる場としてオープンしました。今ある家屋は、F先生がお住まいだった当時のものとは違いますが、それでも昭和のたたずまいを残した一般家屋で懐かしい風情があります。


 
 ・F先生のご出身地であることを誇りに思う地元のかたがたの努力と情熱によってできた施設です。一般公開はされておらず、「Fの会」会員になると利用可能になります。この会は、いわば、地元の方によるファンクラブのようなものでして、藤子プロや高岡市とは無関係です。問い合わせ先は、リンク先の記事に書いてあります。
 http://mainichi.jp/articles/20160323/ddl/k16/040/233000c


 
 ・定塚ギャラリーオープニング記念式典のテープカット。この場に立ちあえて光栄でした。


 
 
 
 ・地元の方に案内していただき、この日集まった藤子ファン全員でF先生が少年時代に通われた銭湯に入りました。昔ながらの銭湯ってほとんど入ったことがないので個人的に新鮮な気分でしたし、なにより、かつてF先生が入浴されたまさにその場所で自分も入浴していると思うと深い感動がわいてきました。
 お風呂嫌いだったと言われるF先生のことですから、この銭湯にも無理やり連れてこられていたのかな、などと想像をめぐらせました。私が日ごろ入るお湯より熱かったので、湯船につかるさい少し難儀しました(笑)


 夕方からは、参加者全員で交流会でした。
 
 
 ・ドラえもんラムネでチューダーをつくって乾杯〜!


 
 
 
 
 
 ・交流会では地元の皆様のおもてなしを受け、富山の料理や北陸のお酒をたっぷり味わえました。ホタルイカを口にすると「おお、ここは富山なんだよな〜!」と率直に感動します(^^)日本酒もうまくて、飲みすぎてしまうのが怖いくらいでした。
 地元の方だからこそ知るF先生にまつわるお話を聴けるのは至福の時間です。定塚ギャラリーの建つ土地のすぐ隣近所には、藤子F作品の象徴的スポットである“空き地”があったそうです。土管の置かれた空き地もあれば、材木置き場もあって、それが『ドラえもん』などで描かれた空き地の原風景になっているのです。


 
 
 ・参加者ひとりひとりが藤子F愛をまじえて熱くスピーチする時間が設けられました。皆さんの熱意と人柄がビシビシと伝わってきました。


 
 
 ・部屋を暗闇にして手作り反射幻燈機の上映会もおこなわれました。これも藤子愛に満ちた企画ですね。


 あまりにも楽しくて、愛知へ帰るのが名残惜しくてなりませんでした。関係者の皆さま、参加された皆さま、本当にありがとうございました!!