子どもの遊びが国際的なスポーツ競技になった世界

 本日(9/2)放送のフジテレビ系の番組『ワイドナショー』で「eスポーツがアジア競技大会の公開競技に選ばれた」という話題になったとき、ダウンタウンの松ちゃんが『ドラえもん』の“プロあや”を引き合いに出して語っていました。プロあやとは、「あやとり世界」という話に出てくる“あやとりを競技化したスポーツ”でして、作中ではもしもボックスの効果で世界的大人気スポーツとなって人々を熱狂させています。
 私はその話題から『みきおとミキオ』の“メンバン”も思い出しました。『みきおとミキオ』で描かれた未来の世界では、メンコが競技化されて世界的なスポーツ“メンバン”になっているのです。
 eスポーツとは対戦型のコンピュータゲームをスポーツ競技と見なしたもので、それがこのたびアジア競技大会という国際的なスポーツ大会で公開競技に選ばれたわけですが、藤子F先生は、あやとりやメンコのような素朴な子どもの遊びが国際的な大人気スポーツ競技になったとしたら…と空想し、それを面白いお話に仕上げたのでした。