ドラえもん生誕90年前記念の誕生日に藤子・F・不二雄ミュージアムへ

 今年の9月3日(土)は、

 ドラえもん生誕90年前!

 という記念すべきドラえもん誕生日(以下、ドラ誕)でした。

 その日をお祝いしようと、同日に藤子・F・不二雄ミュージアム(以下、Fミュ)を訪れました。

 9月3日にFミュへ行けたのは、もしかすると5年ぶりじゃないかしら。

 

 今回は、その日のことをレポートします。

東海道新幹線横浜駅を降りて、二度の乗り換えでJR 登戸駅へ。

 JR登戸駅改札内の店でドラ誕をお祝いしていました。

 

・この日は小田急向ヶ丘遊園駅からここを歩いてFミュへ行こうと思っていたのですが、再整備中で通れない箇所がありました。しかたなく、その区間は別の道を歩きました。

 

 

 

・Fミュまで歩くなかで出会えたFキャラたち。歩くたびに気分が上がる通路という意味で「ハッピープロムナード」(てんとう虫コミックス21巻)を思い出します。

 

 

・Fミュに到着!まずやったのは、ドラ誕お祝い画像の撮影♪

 

・いよいよ入場です!

 12時から入場しました。

 

 

・館内に入場してみたら驚くほどの賑わい。1階の展示室は次の展示品にすぐ進めないほど人であふれ、はらっぱ(藤子屋、ドラえもんのモニュメント)で長い行列ができ、カフェも3時間以上待ち、といった状況でした。

 Fミュへよく行かれる方に聞いたところ、こんなにも大勢の来館者であふれかえるのは近年ではほとんどなかったことだそうです。ドラ誕と土曜日が重なったことなど要因は考えられますが、とにかくドラ誕をお祝いする方々がこんなにもこの地に終結しているんだ!と胸が熱くなりました。

 

 館内滞在中にたくさんの方とお会いでき、ご挨拶したり、共に展示を見たり、カフェをご一緒したり。じつに久しぶりに再会を果たせた方や、ネット上ではやりとりがあったもののリアルな場では初対面という方も多く、藤子ファン仲間と会える喜びが続きました。

 

・カフェで食べたのは「畑のレストラン ジャイアンとカツ丼」。もう食べきれない、というくらい腹いっぱいになりました(笑)

 

・カフェをご一緒した皆さんが注文した品の可愛いルックスを眺めるのもじつに楽しいです。 

 

・Fミュのなかはどこへ行ってもファンには夢の空間。

 

 あっという間に閉館時間の午後6時が迫ってきました。

 最後に入ったのはミュージアムショップでしたが、ほとんど閉館時間に近かったため「今日は何も買わずに帰る」と言ったら、藤子仲間のZさんとSさんから「久しぶりにFミュに来て何も買わずに帰るなんてありえない」と詰められ、急いでお買い物をしました(笑)

・迷っている時間はなく、直観的にパッパッと手に取って買ったのは、これらのグッズです。

 

・この寅年ラバーキーホルダーが発売されたのは2021年12月27日のこと。まさに年末年始あたりに買いたい縁起物なのですが、9月になったこのタイミングで購入することに。今年初めてFミュを訪れた私にとっては、9月3日がFミュ新年なのです(笑)

 

・Fミュ11周年おめでとうございます!

 

・受注予約受付中の特大ドラえもんぬいぐるみがショップに置いてありました。ホンモノを見ると本気ででかい!と驚く人多数で、私もその一人となったのでした。

 

・Fミュの出口でドラえもん手提げ紙袋をもらえました。

 これを持った藤子仲間5名(私も含めて6人)で電車に乗っていたら、電車を降りようとしていた女子2人組からこっそり指をさされ、その後4人で新宿の居酒屋で飲んでいたら隣のテーブルの女子2人からどういう集団なのか聞かれました(笑)やりとりのなかでドラ誕が2112年9月3日だと知った2人は「その数字に意味はあるんですか?」と鋭い質問。私が、ドラえもん連載開始当時の小4の平均身長が129.3cmだったからという説があって云々と説明したら、連れの男子が(トイレから?)戻ってきて、そこで話が終わりました(笑)

 

 

 Fミュを出たあとは藤子仲間5名と生田駅前の「ひろ寿司」で夕食をとりました。2人の藤子先生の行きつけだったお店です。

・おいしく楽しくお寿司を食べてから、店内に飾られた藤子先生のサイン色紙を眺めるタイムへ。

 店の大将から、藤子先生が来店されたときのご様子をうかがって、一同ジーンとなりました。お2人が一緒に来店されたことはなく、Ⓐ先生はお1人で、F先生はご家族(奥さん、娘さん)といらっしゃっていたそうです。

 そして、Ⓐ先生はすでにほろ酔い状態で来店され、ひろ寿司でもお酒を飲みながら近くの席にたまたま座った一般の方にご自分から気さくに話しかけておられたとか。F先生はお店の人と言葉を交わすことはなく、もっぱら奥様がしゃべっていたとのこと。

 Ⓐ先生の訃報にさいして大将にたくさんのマスコミから取材依頼があったけれどほとんど断った、というお話も。一部だけ取材を受けたメディアもあり、一番大きな扱いだったのは「フライデー」。編集部が電話をかけてきたときは「フライデー」と言わず「講談社です」と名乗ったそうです。

 

 ドラえもんの誕生日、それもドラえもん誕生まであと90年という節目の日を、多くの藤子仲間と触れ合いながらお祝いできて、すばらしい一日となりました。

 お会いした皆様、ほんとうにありがとうございました。