謹賀新年

 新年あけましておめでとうございます!

 今年もよろしくお願いします♪

 

 

 元日に届いた藤子プロさんの年賀状が、新年から私の藤子ゴコロを揺さぶって楽しませてくれました。

 SF短編のひとつ『ヒョンヒョロ』に登場する大うさぎちゃん(うさぎ型宇宙人)がドラえもんとペアで新年をお祝いしています。

 大うさぎちゃんは、地球の社会慣習を尊重して地球のお正月を祝ってくれているのでしょうか?

 祝ってくれているうちはよいのですが、地球人がヒョンヒョロというものを知らないことを大うさぎちゃんが知ってしまったら、新年早々誘拐を実行されそうで心配です😂 

 ご覧のとおり、年賀状の大うさぎちゃんは心の底から上機嫌そうな表情をしています。けれど、私の脳裏にはどうしてもあのドギツイ激昂顔がよぎってしまうので、いくら今が笑顔でもホッとできないのです(笑)

 

 小学館ドラえもんルームさんからの年賀状にも大うさぎちゃんが!😆

 

 というふうに、元日から私の心を楽しく不穏にしてくれたのが公式から届いた年賀状だったのです。

 昨年から藤子・F・不二雄ミュージアムで「藤子・F・不二雄のSF短編原画展 ―Sukoshi・Fushigiワールドへの招待―」が開催中です。そして今年の春に『藤子・F・不二雄SF短編全集』(全10巻)の発売が予定されています。さらにこの春にはSF短編10作品のドラマ化が予定されており、まさにSF短編大キャンペーン真っ只中のような状況のなか、ウサギ年の年賀状に登場してもらうならやはり『ヒョンヒョロ』の大うさぎちゃんになりましょう。じつに不穏ながら、じつに妥当な起用だと思います。

 

 そんな元日の全国紙(朝日、産経、読売、毎日)に、小学館創立101周年の全面広告が掲載されました。『ドラえもん』の「未来の国からはるばると」の一コマ(ゴロゴロとお正月を過ごすのび太くんのコマ)が大きく使われています。

 わが家が取っている中日新聞にはこの広告が載っていなかったので、この情報を知ってからコンビニへ行ってみたら毎日新聞があったので無事お迎えできました♪

 お正月当日にこんなに大きな紙面でこののどかなシーンを見られるなんて、じつに気持ちがホクホクします。

 

 とはいえ、このシーンのあと、のび太くんのお正月はのどかじゃなくなるのですが…😂 

 のどかじゃなくなったものの、ドラえもんが未来からやってきてくれた記念すべき日ですから、のび太くんにとって史上最高のお正月になったと言ってもよいでしょう。

 

 

 新しい年が、みなさまにとって素晴らしい一年になりますように