最近の藤子Aミニ情報3点(+1点)

 本日は、私が最近触れた藤子不二雄A先生関連のミニ情報をとりあげる。


★10月11日、岐阜で開催されたパーティーで藤子A先生とお話させていただいたさい、先生は、ある少女マンガの単行本に推薦文を書いた、とおっしゃっていた。作品のタイトルまではお聞きできなかったので、いったいどんな少女マンガにコメントを寄せられたのだろう、と気にかけていたのだが、先日その作品が何であるか判明した。
 フラワーコミックス『はじまりはハロー』江平洋巳著・小学館・2004年11月20日初版第1刷発行・本体価格505円)が、それである。帯に「藤子不二雄A先生絶賛!! とても愉快で可愛いファンタジイ!」などと記されている。その帯ほしさに『はじまりはハロー』を購入してしまった。


★「出没!アド街ック天国」(テレビ東京系)の11月20日(土)放送分は、世田谷の「経堂」という街を特集していた。その中で、韓国家庭料理「山村(サンチョン)」という店が紹介されたさい、「藤子不二雄A氏も絶賛」とナレーションが入り、藤子A先生の顔写真が画面に映し出された。
 海鮮チヂミ(1580円)などがお薦め、ということなので、またいつか東京へ行ったときにでも食べてみたい。


★「讀賣新聞」(中部支社版)11月22日(月)付の「本の探偵」というコーナーを見ると、藤子不二雄Aランド『まんが道』第18巻の表紙がカラーで掲載されていたので、思わず目が止まった。
「本の探偵」は、過去に読んだことがあるのにどんな作品だったか思い出せない児童書について読者が質問するコーナーで、回答者は児童文学者の赤木かん子さん。
 この日の質問に「小さな女の子と男の子が別々に苦労しながら成長し、本物のお姫さまと王子さまになって幸福になります。身につけた人を美しく見せ、他人を夢中にさせる魔法のバラと指輪が出てきました」という内容の本は何だったか?というものがあり、赤木さんは「サッカレーの『バラと指輪』です」と回答している。そのさい赤木さんは、『バラと指輪』を藤子不二雄先生がマンガ化した事実にも言及し、そのエピソードを『まんが道』の中で読むことができる、と紹介しているのである。最後に一言「(『まんが道』は)面白いですよ」と書いてくださっているところが、ファンとして嬉しかった。


●追加情報:
 25日(木)に、新潟県中越地震のチャリティサイン会が行なわれ、午後4時から5時にかけては、藤子不二雄A先生のサイン会も開催されたようだ。場所は、渋谷区表参道の「ネスパス新潟館」。
 この情報を知ったのはサイン会前日の24日だったので、さすがに行けなかった。残念。

 この催しに出かけた藤子ファン仲間によると、この日サイン会を行なったマンガ家さんは、藤子A先生の他に、やなせたかしさん、ちばてつやさん、里中満智子さん、水島新司さんといった顔ぶれだったとのこと。他のマンガ家さんは色紙にサインをされていたが、藤子A先生は本になさっていたそうである。