「オハゲのKK太郎」単行本初収録!?

当ブログ9月14日のコメント欄でsuwatechさんが情報をくださったとおり、パソコン雑誌「PC Japan」10月号(ソフトバンクパブリッシング)の96ページから始まる「これがネット詐欺の手口だ!」という記事で、喪黒福造のカラーイラストが使われている。この記事のための描き下ろしイラストではないが、藤子A先生の筆による喪黒がかなり大きく掲載されているので、つい買ってしまった。



 そのほか、藤子ファンの友人から聞いて、この目で確認した藤子関連情報2点を紹介したい。



竹書房文庫「おそ松くん」22巻赤塚不二夫・著/竹書房/2005年9月21日初版発行/600円+税)の巻末に、藤子先生と赤塚氏の合作マンガ『オハゲのKK太郎(ケケたろう)』が収録されている。
 このマンガは、「週刊少年サンデー」1966年3月13日号に読切掲載されたもので、『オバケのQ太郎』のQちゃんと『おそ松くん』のチビ太が共演している。Qちゃんとチビ太が自分らの偉さを競い合う、という内容で、チビ太の顔まねをするQちゃんの姿が不気味で笑える。
 この作品、今回が単行本初収録だと思われる。『オバケのQ太郎』が封印作品扱いされている現状で、Qちゃんが登場するマンガがこうして単行本に収録されたのは、なかなか貴重な出来事かもしれない。



●テレビ雑誌「TV Bros.」9月17日号(東京ニュース通信社発行)、114ページの「ニュー大人の時間ですよ!」というコーナーで、「どうして、藤子・F・不二雄は死んだのにドラえもんは続いているの?」という疑問がとりあげられている。
 その疑問に対し、子どもの夢を守る答えとして、「Aが書いているんだ。そして、それだと怖くてブラックなオチが多いので、奥さんがAの書いているそばで、あれこれ調整しているのだ」云々いうネタがイラスト付きで披露されている。