「Neo Utopia」49号届く

 藤子不二雄ファンサークル「ネオ・ユートピア」の会誌最新号「Neo Utopia」49号が届きました。
 特集「ガキ大将がやってきた!」が熱いです。藤子マンガは、今は失われた“空き地とガキ大将”が描かれている、と評されることがよくあります。古き良き時代の子ども世界の象徴として“空き地とガキ大将”が注目されるのです。今号では、そのうちの「ガキ大将」がクローズアップされています。
「ガキ大将名鑑」は、メジャーからマイナー作品まで、藤子マンガに登場するガキ大将キャラを図鑑的に紹介していて楽しいです。「ガキ大将ネーミング考察」や「ガキ大将スクラップ」「ガキ大将小論」も読みごたえがありました。藤子ガキ大将の代表・ジャイアンの声を長年演じていたたてかべ和也さんにインタビューするというこだわりも素敵です。
 一気に読んでしまうのがもったいなくてまだ巻頭のあたりしか読んでいませんが、ページをパラパラッとめくってみると、どのページも藤子ファン魂を活性化させてくれそうな記事が躍っていて、これからじっくりと読みとおすのがとても楽しみです。
 今号は、拙著『藤子不二雄Aファンはここにいる』刊行にちなんで、私のインタビューや座談会参加者のコメントも載っているので(計6ページ)、嬉しいやら恥ずかしいやら、です^^
 
 「Neo Utopia」49号表紙。マンガ家・勝川克志さんが海の王子とチマをはじめ藤子キャラを描き下ろしています。