1000頁クラスのドラえもん系増刊号

 5日(木)に発売された小学二年生増刊「ドラえもん宇宙作品集」は、1172頁という大ボリュームの一冊です。
 
  
 こうした1000頁クラスのドラえもん系増刊号を、私が持っているモノの中からざっとかき集めてみました。(見つからなかった号もあります)
 
 とにかく分厚いことに意義があるのだ!とでも言いたげな造本に圧倒されます。


 
 ドラえもん連載15周年記念コロコロコミック特別増刊「ドラえもん映画大全集1000」(1985年)
 これが1000頁クラスドラえもん系増刊号の始まりだったと記憶しています。この時点で発表されている映画原作『ドラえもん』をすべて収録。1000頁の分量がもたらす分厚さは、当時の私には衝撃的でした。


 
 コロコロコミック創刊100号記念特別増刊「藤子不二雄まんが大全集1000」(1986年)
 さまざまな藤子マンガをごった煮のように集めた一冊。80年代藤子アニメブームの産物のひとつです。
 収録作品を順番に羅列してみます。『ドラえもん』『オバケのQ太郎』『パーマン』『忍者ハットリくん』『プロゴルファー猿』『怪物くん』『バケルくん』『怪人わかとの』『ポコニャン』『ウメ星デンカ』『仮面太郎』『モジャ公』『マボロシ太夫』『宙犬トッピ』『ミラ・クル・1』『キテレツ大百科』『宙ポコ』『みきおとミキオ』『21エモン』『魔太郎がくる!!』『エスパー魔美』『T・Pぼん』『おれ、夕子』『まんが道』。F作品とA作品の雑多な混在! 巻頭カラーページでは「少太陽」を紹介しています。


 
 コロコロコミック創刊15周年記念特別増刊「映画原作ドラえもん大全集2」(1992年、「映画原作ドラえもん大全集1」は見つからず)
のび太の恐竜』から『のび太ドラビアンナイト』までの映画原作ドラえもんを2分冊で収録しています。1冊目もどこかにしまってあるはずですが、今回は見つけられませんでした。広告には「2冊まとめて2160ページ!!」と謳われていました。


 
 
 
 
 コロコロコミック増刊・映画「ドラえもん」25周年記念特別号「大長編ドラえもん大全集1〜4」(2004年)
のび太の恐竜』から『のび太のワンニャン時空伝』までの大長編ドラえもんを4分冊で収録。4冊目はすべてF先生没後の作品です。1985年に「ドラえもん映画大全集1000」が出た時点では全1冊にまとめられた大長編ドラえもんシリーズも、2004年になると4冊が必要になるほど蓄積したわけです。


 
 ●小学二年生増刊・ドラえもん誕生100年前記念COMIC「ドラえもん100」(2012年)
 ドラえもん誕生100年前にちなんで『ドラえもん』を100本収録しています。藤子・F・不二雄ミュージアム1周年を記念する記事や、100年後のドラえもん誕生日を祝福する有名人インタビューなども読めます。


 
 ●小学二年生増刊・藤子・F・不二雄生誕80周年記念COMIC「F80 藤子・F・不二雄まんが80選」(2013年)
 F先生のマンガを80本収録。Fファンの有名人へのインタビューも掲載しています。『ドラえもん』×10本、『パーマン』×10本、『新オバケのQ太郎』×10本、『キテレツ大百科』×5本をはじめ、『エスパー魔美』『チンプイ』『ジャングル黒べえ』『バケルくん』『みきおとミキオ』『ウメ星デンカ』『ドビンソン漂流記』『21エモン』『T・Pぼん』『モジャ公』『ポコニャン』『パジャママン』『モッコロくん』『パパは天さい!』『コマーさる』『ベソとこたつと宇宙船』『考える足』『世界名作童話』『箱舟はいっぱい』『ミノタウロスの皿』という収録内容です。