7月17日発売の「ビッグコミック」8月増刊号の表紙は、映画『のび太の新恐竜』にゲスト声優として参加する渡辺直美さんと、ドラえもん&キュー&ミューです。
表紙にドラえもんがいて、中身に藤子不二雄Ⓐ先生の連載エッセイが載っているこの状況は、“二人で一人の藤子不二雄”に思い入れのある者として、ちょっとグッと来るものを感じました。
今回の『人生ことわざ面白“漫”辞典(第66回「終わらない宴会はない」)』で藤子Ⓐ先生は過去を懐かしむ感傷的なことを書いておられますが、その文中で「寺田ヒロオ」「テラさん」という語を計5回使っておいでです。
藤子Ⓐ先生にとって“祭りの時代(トキワ荘時代)”を回想するとき筆頭に思い浮かぶ存在がテラさんなのです。
そんなテラさんのことが一般紙で大きめに取り上げられる、ということがありました。
7/10付「讀賣新聞」の記事です。
トキワ荘マンガミュージアム開館記念企画によってテラさんへの再評価が期待されている、という記事が掲載されたのです。
ウチは讀賣をとっていないのですが、テラさんが全国一般紙でこんなに目立つかたちで扱われることも稀少と思うので、無事入手できてよかったです。