杉並アニメーションミュージアム「映画ドラえもん展」

 当ブログのこちらの記事で、今年2月12日トキワ荘マンガミュージアムの「藤子不二雄Ⓐのまんが道展」へ行ったことをレポートしました。

 https://koikesan.hatenablog.com/entry/2023/10/23/190224

 

 同じ2月12日、トキワ荘マンガミュージアムへ行く前に杉並アニメーションミュージアムを訪れました。企画展「映画ドラえもん展」を開催中だったのです。

 この件についても当ブログでレポートできていなかったので、今さらながら簡単にレポしたいと思います。

 

 

杉並アニメーションミュージアムは杉並会館という建物の3階にあります。

 エレベーターで3階へ。

 

 

・このアングルが「映画ドラえもん展」の正面といえましょう。雑誌でいえば表紙のようなものです。

 

 

・展示を見てまわっていると、こうして実物大ドラえもん像たちと会えて楽しかったです。

 

 

 この企画展の中心的な展示は、映画ドラえもん歴代41作品の解説パネルでした。

・こんな感じでパネルがずらりと展示されていました。これらのパネルの出典が『映画ドラえもん超全集』(小学館)でして、同書にライターとして参加させていただいた私は、個人的感情でこの企画展に人一倍肩入れをしたくなってしまいました。

 

 

・会場には出典元として『映画ドラえもん超全集』の現物が展示してあったのですが、撮影不可だったので、私が所有する『映画ドラえもん超全集』の写真をアップしておきます。

 

 

 資料として展示されていた映画ドラえもんの絵コンテにずいぶん見入りました。とくに、『のび太の海底鬼岩城』の絵コンテには深々と感銘を受けました。

 ・しずかちゃんの涙がドラえもんのポケットにぽとり

 ・しずかちゃんの手にバギーちゃんのかけら

 といった名シーンのページを開けて展示してあったので、それはもうジーンとしちゃいますよ。(絵コンテも撮影不可でした)

 

 『のび太と緑の巨人伝』の絵コンテも印象的でした。色鉛筆か何かできれいに色をつけたページがあり、キー坊のルックスや動きが無性にかわいかったりもして、ビジュアル的な見ごたえという点で輝きを放っていたのです。

 

 

 3月3日に公開をひかえていた映画『のび太と空の理想郷』のPRコーナーも設けられていました。

 

 

 以下は、杉並アニメーションミュージアムの常設スペースの風景です。

藤子不二雄Ⓐ先生、しのだひでお先生、永田竹丸先生……。昨年旅立たれた先生方の直筆サインを見て、しみじみ思いを馳せました。

 

 

杉並アニメーションミュージアムには小池さんのラーメンタイマーが展示されています。このグッズは、私が鈴木伸一先生にお贈りさせていただいたものなのです。

・2012年、光栄にも鈴木伸一先生と共演させていただくトークイベントがありまして、楽屋をご一緒したさい、この小池さんラーメンタイマーを差し上げました。

 鈴木先生はたいへん喜んでくださって、「杉並アニメーションミュージアムに飾るよ」とおっしゃってくださいました。藤子・F・不二雄先生から小池さんのぬいぐるみをもらったことはあるけれど、ラーメンタイマーは持っていなかったそうです。

 当時、鈴木先生杉並アニメーションミュージアムの館長でいらっしゃいました(現在は名誉館長)。鈴木先生が実際にミュージアムに展示してくださって、その光景をこの目で見たときはおおいに感激しました。