5月27日(土)の出来事です。
藤子ファンの店主さんが営む「酒処とっち」で藤子ファン飲み会が催されました。
酒処とっちは、三重県の近鉄四日市駅近くで営業する隠れ家的な居酒屋さん。店内には、店主さんの趣味の品々があふれています。
どんな品があるのか? 藤子ファン視点でいえば、客席の背後の壁に設置された大きな書棚に藤子先生のコミックスがいろいろと並んでいます。
藤子作品を中心に、ほかの漫画家さんのマンガもそうとう置いてあります。そんな絶景の書棚を眺めながらお酒を飲めるなんて最高じゃないですか。これらのマンガを手に取って読むこともできます。
さらに店内を見回すと、大きな書棚のほかにも藤子系の光景があちこちで目にとまり、ますます居心地がよくなります。
店内の藤子系光景はほかにも見当たりますが、今回アップするのはここまでにします。
さて、藤子ファン飲み会です。
総勢17名の参加者のうち半分ほどがとっちさんのご友人、あと半分が以前からの藤子仲間でした。そのため、東海地方で開催される藤子ファンオフ会としては異例なほど初対面の方が多い、新鮮な宴となりました。
酒処とっちの店主さんが着ておられた服にあったかーい藤子愛を感じました♪
藤子ファンが集結する飲み会ということで店主さんが用意してくださった料理が藤子度満点のこだわりの品揃えで感動しました。そのラインナップを見て、食べる前からワクワク感が最高潮に。
チューダー、フランスパンのメンチカツはさみ、キャベツ炒めは、『まんが道』愛読者にとってメジャーなトキワ荘グルメですね。
もうこの3品だけでもとびっきりのンマーイ気分です。
これもトキワ荘グルメの一種といえましょう。『まんが道』の作中で小村記者が満賀道雄と才野茂のために作ってくれた手料理のひとつ、トリの唐揚げです。
『まんが道』に出てきたグルメとしては、次のような品もありました。
両国の下宿先の朝御飯に出たアサリの味噌汁とナットウです。これらを初めて食べた才野と満賀がうに〜ぐに〜となるシーンが印象深いです😄
写真を撮り忘れましたが、両国の下宿先へ遅い時間に帰った2人に奥様が出してくれたカレーライスもありましたよ。
『大長編ドラえもん』グルメでも盛り上がらせてもらいました。
・ピー助の好物、ソーセージとお刺身(ソーセージはペコの好物でもありますね)
・鼻で食べる用スパゲッティ(結局、鼻で食べた方はいませんでしたが・笑)
そして、ドラえもんの大好物として誉れ高いどら焼きと、「バイバイン」でおなじみのくりまんじゅう!
申し分のない『ドラえもん』スイーツです。お店では食べきれなかったのでお持ち帰りしました。
そういうわけで、今回の藤子ファン飲み会ではとっちさんの愛とこだわりに満ちた藤子グルメを大満喫できたのです。
藤子グルメも素晴らしかったのですが、参加された藤子ファンの皆さんも素晴らしかった。初対面の方が多いとはいえ“藤子不二雄”を媒介に皆さんすぐに打ち解けて、驚くほど盛り上がり、この宴が終わってしまうのがじつに名残惜しかったです。このまま終電を逃して四日市で朝を迎えてもよいな、と思えるくらい😄
でも終わりの時間はかならず訪れます。
お店貸し切りだったので周囲を気にせず一同で名曲『少年期』を熱唱し、楽しい宴は幕を閉じていったのでした。
ご一緒した皆さん、楽しい時間をありがとうございました。“藤子不二雄”がつないでくれたご縁に感謝です。