ドラえもんソフビパペットマスコット

 今年3月ごろに発売された「ドラえもんソフビパペットマスコット」が売っている現場を初めて見かけ、2個買ってみました。

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 開封の結果は…

 

 

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 全10種のなかでいちばん欲しかった、お茶を飲みながらどら焼きを食べているドラえもんが一発目に出てくれました!

 タケコプターで飛ぶドラえもんも嬉しいです。

 絶妙なポーズ・表情を見事に立体化してくれていますし、フィギュアとしての出来が良いと思います。指人形になっているのもポイントですね。

 

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 最高の自然体でしれっと幸せそうに食べてるなあ。

 心からいっしょにおやつを食べたくなる姿です♪

 

 

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 さわやかな快晴の空を不意に見上げたらドラえもんが飛んでいる世界に住みたかった!

藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー5周年記念スタンプ

 きのう(4/20)、藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー5周年記念スタンプの押されたハガキが届きました。

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 藤子仲間のZさんが高岡から送ってくださったのです。ありがとうございます。

 

 そして、

 ふるさとギャラリー5周年おめでとうございます!

(この施設がオープンしたのは2015年12月1日のことです)

 

 私はもう1年半くらい行けてないなあ…😅

Moo.念平先生の『太陽犬ゼロ』単行本化

 Moo.念平先生の『太陽犬ゼロ』の単行本(4/8発売)を久志本出版さまよりご恵贈いただきました。ありがとうございます。

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 良質の児童マンガを読者に届けるレーベル「ふしぎコミックス」から出版された2冊目の単行本となります。

 ※ふしぎコミックスの1冊目は、同じMoo.念平先生の『山奥妖怪小学校』(2020年10月15日発売)でした。

 https://koikesan.hatenablog.com/entry/2020/10/20/202722

 

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 1985年に「コロコロコミック」で連載された全9話300ページがこの1冊に一挙収録されています。

 

『太陽犬ゼロ』は、第7回藤子不二雄賞を受賞してデビューしたMoo.念平先生の初めての連載作品です。当時私は高校生だったのですが藤子マンガ目当てで「コロコロコミック」を毎月買っていて、本作もリアルタイムで読んでいました。

 およそ35年前に毎月読んでいた作品がいま単独で単行本化されて、じつに感慨深いです。

 

 単行本発売を記念して、『太陽犬ゼロ』連載中のすべての「コロコロコミック」の表紙を撮ってみました。

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コロコロコミック」1985年4月号から85年12月号までです。
 

 

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 新連載予告(「コロコロコミック」1985年3月号)も熱い!

 

『太陽犬ゼロ』連載中の巻末コメントから、Moo.念平先生の藤子ファンっぷりがうかがえるのも楽しいです♪

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・「コロコロコミック」1985年6月号より

 

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・「コロコロコミック」1985年8月号より

 

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・「コロコロコミック」1985年12月号 より

 

 当時は“二人で一人の藤子不二雄”だったのですが、Moo.念平先生のコメントに藤本作品(大長編ドラえもん)も安孫子作品(まんが道)も入っていて心をくすぐられます(笑)

 

 

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 そして数日後、『太陽犬ゼロ』の単行本を読了しました。

 Moo.念平先生のダイナミックで見やすい画面、力強くなめらかな描線、生き生きとして健康的なキャラクターに魅了されました。各ページから、あたたかさとたくましさがみなぎっていて元気をもらえた気がします。

 ゼロは自分の太陽を見つけるため旅に出て、旅の先々でいろんな動物と出会い、その出会いを通じて新たな体験を重ねていきます。このマンガはゼロの成長譚であり、Moo.念平先生の描く生命感あふれる動物たちをたっぷり愛でることのできる作品でもあります。

 人間を信じなかった野生犬ゼロが浮浪児の太郎に心を許した瞬間の表情がとてもいとおしかったなあ。

 

「創」でドラえもん50周年に関する記事

 雑誌「創」5月号がこの時期恒例のマンガ特集を組んでいます。

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 特集の記事によると、昨年(2020年)のマンガ全体の推定販売金額が、これまでピークとされてきた1995年を上回ったそうです。つまり、昨年はマンガの売上が史上最高を記録したというのです。

 マンガというジャンルを愛好する者として、これは朗報です。

 巣ごもり需要で電子コミックの売上が大きく伸び、紙の単行本も前年から伸びたとか。(紙の雑誌は年々確実に減少傾向にありますが…)

 

 ちなみに、マンガ全体の売上に占める割合は、2019年に電子が紙を逆転しています。マンガはできるかぎり紙で読みたい(コママンガや短編マンガならネット上で読むこともあるが、まとまった形で読むなら紙で読みたい)と思っている私には少々さびしい現象ではありますが、今もマンガが多くの人によく読まれていること自体は望ましく感じます。

 

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 特集内には、「ドラえもん50周年」に関する記事もあります。

 一昨年の11月に発売されたてんとう虫コミックスドラえもん』0巻は60万部を超えたそうです。

 そして、既存のてんとう虫コミックスドラえもん』1~45巻は昨年からの累計で65万部の重版がかかり、この期間に刊行されたドラえもん関連の本は合計すると500万部にのぼるとか。

 『ドラえもん』というコンテンツの根強い人気がおおいに実証されていますね。

 

 この「ドラえもん50周年」キャンペーンは今年秋まで続くということです。

 

ドラえもんエコリュックなど

 2月下旬ごろエンスカイから発売されたドラえもんグッズを紹介します。

 

■エコリュック

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 白と青を基調として細かいところに赤と黄を配したカラーリングが絶妙です。内生地にはお馴染みのみんながいて、リュックを折りたたんで格納する袋ではドラえもんがどら焼きを思い浮かべています。

 

 

■マスク&ティッシュケースとミニウォレット

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 濃いブラウンの合皮にキャラクターが金押しされていて、かわいいのに大人の落ち着きが感じられます。

 マスク&ティッシュケースには予備マスクが2~3枚、ポケットティッシュ、薬、目薬などが入るそうです。

 

 

■HIMITSU DOUGU下敷き

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 ドラえもんひみつ道具を出す寸前と出した瞬間が大集合の実に楽しいデザインです。

ちょっとだけですが藤子ネタが見つかった本

 直接的な藤子本ではないものの、読んでいたら少しばかり藤子ネタが見つかった本を2冊紹介します。

 どちらも3月下旬に発売された本です。

 

 ■ザ・カーナビーツ物語』(編著・名和広、監修・越川ヒロシ、3月24日発売)をAmazonにて入手しました。

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 1960年代終盤に日本で巻き起こったグループ・サウンズ(GS)の熱狂的ブーム。その一翼を担ったザ・カーナビーツの目線からGSブームを徹底的に振り返り検証した回顧録です。GSブームの記録と記憶と熱気がこの一冊に詰め込まれています。

 ザ・タイガースやザ・テンプターズらと共にGSブームを彩ったザ・カーナビーツ。このグループに関する事柄については、本書より詳しい本はないのではないでしょうか。

 

 本書には藤子ファン的読みどころもあります。カーナビーツが不二家商品のCMキャラクターに抜擢されるくだりです。抜擢された時期が『パーマン』『怪物くん』のモノクロアニメが不二家提供で放映されていた時期と重なって、不二家の店舗では藤子キャラとカーナビーツのポスターを同時に見られたのだそうです。おかげでカーナビーツのファン層が拡大し、ティーンの女性たちばかりでなく小学生低学年、ひいては未就学のお嬢さまがたからファンレターがたくさん舞い込むようになったのです。

 

 GSブームは1967~69年のことでした。私は68年生まれですから、ブームの只中で生まれたことになります。しかし、まだ赤ちゃんだったので個人的な記憶はまったくありません。

 本書は、自分が生まれたちょうどその時代に日本を席巻していたGSブームと当時の文化状況・世相を知るためのありがたい文献となってくれそうです。

 

 

■棚園正一さんの新著『学校へ行けなかった僕と9人の友だち』双葉社)をご恵贈いただきました。発売日は3月27日。届いたのは発売日より数日前でした。

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 前作『学校へ行けない僕と9人の先生』で小中学生時代の不登校体験を赤裸々にマンガ化した棚園さんの、その後の物語です。専門学校、フリースクール、大学などで出会った友を通して体験したこと・感じたこと・考えたことが描かれています。

 前作ではフツウでないことに悩んだ主人公(棚園さんご自身)が、続編の本作ではちゃんとした大人になれないことに悩みます。

 そんな日々の折々で出会った友との交遊のなかで、彼は勇気づけられたり新たな気づきを得たりします。時には、友と自分を比べて落ち込んだりも…。

 読んでいて、何度も目頭が熱くなりました。

 

 主人公にとって何よりも心の支えであり夢でもあるのがマンガです。そのマンガが順調に行かず壁にぶつかることもありました。でも彼は描き続けました。

 そしてついに新人賞を受賞!

 しかし……。

 不登校児のその後を描いた本作は、“棚園正一版まんが道”としても読みごたえを感じました。

 

 棚園さんは集英社手塚賞赤塚賞両方の受賞経験者でして、この『学校へ行けなかった僕と9人の友だち』には棚園さんが出席した手塚賞赤塚賞受賞記念懇親パーティーの場面があります。そのパーティー会場に藤子不二雄Ⓐ先生(をモデルにしたと思われる漫画家)のお姿を見つけました!

『ドラえもん』史上初の美術画集が届く!

 4月7日、『ドラえもん』史上初の本格的な美術画集『THE GENGA ART OF DORAEMON ドラえもん拡大原画美術館』が一般発売されました。(藤子・F・不二雄ミュージアム、ほぼ日曜日では3日から先行販売)

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  私は通販で予約していて、それが一般発売日の2日後の本日(9日)届いたのです。

 本来ならば発売日に手に取りたかっただけに、首を長くして待ってましたよ!

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 この画集は、藤子・F・不二雄先生が描いた『ドラえもん』の原画を拡大して高解像度印刷した豪華本で、原画を美術作品として鑑賞するためにこだわりぬいて制作されました。

 日本美術の視点から『ドラえもん』を解説するコラムも掲載されています。

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 ページをめくれば、わざわざ頑張って凝視しなくても藤子F先生のペンタッチがパッと鮮明に目に映り、そのあたたかみ、やわらかさ、美しさ、生命感にうっとりさせられっぱなしです。

 通常の単行本や雑誌では見えづらい細かな箇所も確認できて、これまでの作品の味わい方とは趣の異なる『ドラえもん』鑑賞体験へいざなってくれます。

 

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「ゆうれい城へ引っこし」の全ページを原画のかたちで読める別冊もいいですねえ。

 

 初回購入限定特典として特大アートカードが2枚ついてきます。

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 一般発売ではこの2枚なのですが、それに加え、藤子・F・不二雄ミュージアム、未来デパート、ほぼ日曜日で買うと冊数限定でもう1枚つきます。

 それならばもう1枚つくところで買おう!という判断になるわけですが、悩ましいのが、Fミュージアム、未来デパート、ほぼ日の特大アートカードの柄がそれぞれ異なることです。

 

 ・Fミュージアム:「さようなら、ドラえもん

 ・未来デパート:「のび左エ門の秘宝」

 ・ほぼ日:「赤いくつの女の子」

 

 こんな具合ですから、どこで買うか迷ってしまうじゃないですか!

 どのショップも通販をやっているので、私のような地方在住者でも遠征せずに購入可能なのはありがたいところです。

 

 迷った結果、Fミュージアムで予約することにしました。

「さようなら、ドラえもん」を選んだわけです。

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 こんなにもアートな『ドラえもん』画集、これからじっくりたっぷり堪能しようと思います。