4月7日、『ドラえもん』史上初の本格的な美術画集『THE GENGA ART OF DORAEMON ドラえもん拡大原画美術館』が一般発売されました。(藤子・F・不二雄ミュージアム、ほぼ日曜日では3日から先行販売)
私は通販で予約していて、それが一般発売日の2日後の本日(9日)届いたのです。
本来ならば発売日に手に取りたかっただけに、首を長くして待ってましたよ!
この画集は、藤子・F・不二雄先生が描いた『ドラえもん』の原画を拡大して高解像度印刷した豪華本で、原画を美術作品として鑑賞するためにこだわりぬいて制作されました。
日本美術の視点から『ドラえもん』を解説するコラムも掲載されています。
ページをめくれば、わざわざ頑張って凝視しなくても藤子F先生のペンタッチがパッと鮮明に目に映り、そのあたたかみ、やわらかさ、美しさ、生命感にうっとりさせられっぱなしです。
通常の単行本や雑誌では見えづらい細かな箇所も確認できて、これまでの作品の味わい方とは趣の異なる『ドラえもん』鑑賞体験へいざなってくれます。
「ゆうれい城へ引っこし」の全ページを原画のかたちで読める別冊もいいですねえ。
初回購入限定特典として特大アートカードが2枚ついてきます。
一般発売ではこの2枚なのですが、それに加え、藤子・F・不二雄ミュージアム、未来デパート、ほぼ日曜日で買うと冊数限定でもう1枚つきます。
それならばもう1枚つくところで買おう!という判断になるわけですが、悩ましいのが、Fミュージアム、未来デパート、ほぼ日の特大アートカードの柄がそれぞれ異なることです。
・未来デパート:「のび左エ門の秘宝」
・ほぼ日:「赤いくつの女の子」
こんな具合ですから、どこで買うか迷ってしまうじゃないですか!
どのショップも通販をやっているので、私のような地方在住者でも遠征せずに購入可能なのはありがたいところです。
迷った結果、Fミュージアムで予約することにしました。
「さようなら、ドラえもん」を選んだわけです。
こんなにもアートな『ドラえもん』画集、これからじっくりたっぷり堪能しようと思います。