キテレツ大百科 発明道具セット

koikesan2006-10-06

ドラえもん』も『キテレツ大百科』も、奇想天外な道具が日常に入り込んで起こる騒動を描いたSF・生活ギャグマンガだが、『ドラえもん』では未来の道具が完成品としてひょいと出てくるのに対し、『キテレツ大百科』では過去に発明された道具が主人公によって自作されるといった具合に、両作にはクリアな対照性が見られる。



 そこで今日は、主人公が道具を自作するという『キテレツ大百科』の特徴を踏まえたグッズをひとつ紹介したい。
 ショウワノートの「キテレツ大百科 発明道具セット」である。『キテレツ大百科』のアニメが放映されている当時に発売された商品だ。


 鉛筆や定規などの文房具が工具の形にデザインされて、一揃いのセットになっている。とんかち型の鉛筆や、のこぎり型の定規、ナット型の消しゴム、スパナ型のボールペン、そして奇天烈大百科型の消しゴムが、コロ助やキテレツくんたちのアニメ絵がプリントされた缶ペンケースに入っているのだ。とんかち型鉛筆の頭の黒い部分は消しゴムになっている。
 どれも文房具としての実用性は低く、実際に使用するのももったいないので、手にとったり眺めたりして遊ぶ程度である。このなかで一番のお気に入りを選ぶなら、奇天烈大百科型消しゴムになろうか。


 紙製の外箱の裏面を切り抜くと、サンバイザーができあがる。もちろん、キテレツくんがかぶっているのと同じデザインだ。私はこしらえていないけれど…