ローソンで映画ドラえもんフェアスタート

 本日(2月15日)からローソンで「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団フェア」がスタートしました。
 グッズ付き前売券、ローソン限定オリジナル商品、先着クリアファイルプレゼント、くじ引き@本舗など。
 http://www.lawson.co.jp/campaign/static/dora/ticket.html?ca=top_fla00_001


 フェアをやっているローソンにちょっと立ち寄りましたが、今日はLoppi用のドラえもんグッズカタログをもらってくるにとどめました(笑)
 これをゲットしただけでけっこう満足。でも、くじ引きには挑戦してみようかなあ…
 



 先月文庫化された青山拓央『タイムトラベルの哲学』(ちくま文庫、元本は講談社にて2002年に刊行)は、永井均さんの哲学に興味を持つ者としても、藤子・F・不二雄先生の時間モノSFが好きな者としても面白い本です。知的刺戟を味わえます。タイムトラベルについてSF論や物理的な視点からではなく、あくまでも哲学の観点で語っているのが特徴です。F作品についてじかに論じているわけではないですが、ハインラインの『時の門』のような時間モデルの論理的整合性を重視した作品の一つとして、『ドラえもん』「ガラパ星からきた男」のタイトルのみ挙げています。
 本書は永井均さんの哲学の影響を受けていますが、その永井さんが書いた『マンガは哲学する』(講談社、2000年発行)は、藤子・F先生のSF短編や『ドラえもん』を哲学の観点で論じています。
 第4章「時間の謎」では、「『ドラえもん』もまた発想の宝庫であり、精密に論じるべき多くの哲学的問題を含んだ大傑作である」と述べ、『ドラえもん』の作品世界の構造を哲学的に考察しています。
 この本は、2009年に文庫化されています(岩波現代文庫)。