藤子先生のふるさとを旅する(3)

 今回は高岡のレポートです。
 この時期に高岡へ出かけたのは、5月6日まで開催されている2つの藤子・F・不二雄展が主目的でした。高岡市美術館とその隣の高岡工芸高校附属青井記念館美術館で、別々の藤子・F・不二雄展をやっているのです。
 
 高岡市美術館のほうは、東京・福岡・大阪と全国巡回しているもので、青井記念美術館のほうは、地元高岡に残されている関連資料や所蔵品を展示するもの。いわば全国版とローカル版のF展、というわけです。
 F先生のふるさと高岡で2種類のF展を同時に観られるなんて、とてもゼイタクな体験です♪
 

 私は、全国巡回のF展についてはすでに東京と大阪で観ているので、これが3度目の観覧となりました。同じ展示品でもF先生のふるさとで観ているんだ!と思うと気分がグッと盛り上がります。
 4Dプロジェクションマッピングや、作品原画の数々、「少太陽」の現物、漫画家をはじめ各界の人物によるF先生へのメッセージ色紙などを堪能しました。やはり「少太陽」の現物は神々しい!
 
 
 ・高岡市美術館


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 ・会場内の撮影可能スポットはこんな感じでした♪
 

 青井記念館美術館のF展は、F先生が幼いころから高校時代までの写真資料や、少年時代のF先生が住んだ家の再現模型、高岡の街の巨大ジオラマなど、まさに地元の方が主催したからこその貴重な内容でした。
 F先生が学校の同級生や後輩などに贈った原画にほれぼれしました。会場がF先生の母校・高岡工芸高校の施設とあって、同校の電気実習室の教材も展示してありました。




・青井記念館美術館



※関連情報です。12月1日高岡に「藤子・F・不二雄ふるさとギャラリー(仮称)」が開設される、と発表されました。候補地は、高岡市美術館。「原画・複製原画の展示」や「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアムとのコラボレーション展示」などが行われる予定。
 高岡へ行く楽しみがまたひとつ増えそうです♪
 http://fujiko-museum.com/blog/?p=21059