※今回のエントリは【その1】からの続きです。
久しぶりの藤子・F・不二雄ミュージアム【その1】 - 藤子不二雄ファンはここにいる
藤子・F・不二雄ミュージアムのエントランスから「展示室Ⅰ」へ向かいます。
「展示室Ⅰ」(常設展示場)では、「藤子・F・不二雄とドラえもん」を開催中。ドラえもんの50年の歩みを、原画とともに紹介しています。「まんが、アニメ、映画などクロスメディアの先駆けとして活躍し続けてきた『ドラえもん』の歴史を振り返ります」とのこと。
壁には、これまでの10年間の企画展で紹介された『ドラえもん』の原画が厳選展示されています。私が行ったときは「どくさいスイッチ」と「ドラえもんに休日を!!」の原画が数点ずつ展示されていました。
・「どくさいスイッチ」
原画の上方の余白にサブタイトルが鉛筆書きされているのですが、「独さいバッジ」となっているページがありました。
一方、「独さいスイッチ」と書かれたページもありました。
「独さいバッジ」と書かれたのはうっかりミスでしょうかね。
・「ドラえもんに休日を!!」
また、別の壁では『ドラえもん』カラー原画9枚が月替わりで展示されています。
カラー原画のなかには、クリスマスシーズンを意識したセレクトもありました。
とくに、この「重力ペンキ」のトビラ原画には強く吸い寄せられました。あばら谷くん!
「展示室Ⅰ」のこの壁、Fミュを初めて訪れて見たとき「なんと粋なデザインだろう!」と、Fミュのセンスのよさを早々と実感させてくれました。それを写真におさめられて嬉しいです。
「中国・四川省で発見された新種の肉食恐竜の足跡化石にのび太の名前がつけられた」とのニュースが今年7月に報じられました。
その足跡化石の名前は「エウブロンテス・ノビタイ」。当ブログでもその話題を取り上げました。
新種の恐竜の足跡化石に「のび太」の名が! - 藤子不二雄ファンはここにいる
「展示室Ⅰ」で「エウブロンテス・ノビタイ」のレプリカを見ることができました!
「展示室Ⅰ」を出ると、また『ぞうくんとりすちゃん』が線路を描いて遊んでいます。
かわいいですね♪
壁に記されたF先生の年表を見ながら歩を進めると「先生の部屋」にたどりつきます。
F先生の仕事机が展示されています。机の上に置いてあるひとつひとつの品々まで確認したくなります。
F先生の恐竜愛がよく伝わってくる景色でもあります。
・クリスマスシーズンということで、机の下には、娘さんに送る予定であろうプレゼントが隠し置かれていました。
・机の頭上を見ると、F先生の蔵書がぎっしり詰まった4面の書棚が、ぐーんと上の方へ続いています。
本以外にも先生の趣味の品や資料などが見られます。
F先生の頭のなかの一端を覗き見るような気持になってきます。Fマンガの源泉がここからこんこんと湧き出ているようです。
※【その3】に続きます。