トヨタ博物館で見たものを藤子ネタにこじつける

 10月28日、藤子ファン仲間5人で愛知県内のいろいろな場所をめぐりました。

 大須観音骨董市と円頓寺本のさんぽみち
 https://koikesan.hatenablog.com/entry/2023/10/30/213654

 ■ソラえもん号を見に行く
 https://koikesan.hatenablog.com/entry/2023/10/31/171605

 

 以上のように、当ブログでこの日のレポートを2回おこないました。
 今回はその続きとなります。


 トヨタ博物館へ行った目的は、企画展で展示中のソラえもん号を見ることでしたが、同館の常設展示もひととおり見てまわりました。
 そんな展示のなかで、藤子関係の展示ではないにもかかわらず同行の藤子ファン仲間と藤子ネタにこじつけて楽しんだものがいくつかありました。

 

 そういう展示の筆頭がこちらです。

 スズキの創業者の名前が「鈴木道雄」とあります。

 つまり「スズキミチオ」です。

 『黒ベエ』の「スズキ・ミチオの秘密復讐計画」に登場した不気味な少年、スズキ・ミチオと同じだ!! しかも「道雄」の字は『まんか道』の満賀道雄と同じ!! さらに「本田宗一郎」は『きえる快速車』にそのまんまの名前で登場してる!!

 

 この展示でそんなふうに盛り上がれるなんて、さすがは藤子仲間たちです。

 

 

 スバル360といえば、『黒ベエ』の「車こそわが命」で主役級の存在感を放った車です。

 「車こそわが命」ではスバル360が大きめのコマでリアルに描写されたりもして、物語内容的にも絵的にもインパクトを残してくれました。

 スバル360は、小さくて丸っこくて実にかわいらしい軽自動ですが、発売当時の価格を現在の価値に換算すると、なかなかの高級車だったようですね。

 

 

 KdFワーゲン(1942年・ドイツ)とヒトラーの関わりを解説するプレートを読んで、そういえば『ひっとらぁ伯父サン』の主人公ヒットラー伯父さんもワーゲンに乗って登場してたなあ、と思い出しました。ヒットラー伯父さんは自分が乗ってきたワーゲンを破壊してしまいますが(笑)

 

 

 人力車も展示されていました。
 人力車といえば『ドラえもん』の「古どうぐきょう走」のワンシーンが脳裏をよりぎます。道端に停めてあった普通の自動車が人力車に取り換えられてしまうシーンです。

 

 

 デンカ號ですって。

 カタカナでデンカ表記されてしまうと、やっぱりウメ星デンカを思い起こさざるをえません。ウメ星デンカ専用車かしら!などと妄想がはかどります(笑)

 

 

 1981年に登場したホンダ・シティのCMは、軽快で独特な行進シーンが実に印象的でした。映画『忍者ハットリくん ニンニンふるさと大作戦』のメカ忍7人衆が登場するシーンは、シティのCMのパロディだと思われます。

 

 

 トヨタ博物館を出てから徒歩でイオンモール長久手のホビーショップやブックオフ長久手グリーンロード店に行きました。
 歩いている最中、強めの風が吹くと、「なんだか風が出てきたようですな」と『箱舟はいっぱい』の最終コマをネタにし、登り坂が続いたときは、「坂道によわくてねえ。 平らな山ならいいんだけど…」と言ったのび太(「雪山のロマンス」)を見習って「平らな坂ならいいんだけど」などと口走って楽しみました。
 単に道を歩いているだけでも、見たものや自然現象を反射的に藤子ネタに結びつけてしまうのは、もはやゴウやヤマイのようなものでしょうか😄

 

 

 ブックオフ長久手グリーンロード店では、『のび太の月面探査記』のクレーンゲーム用フィギュアを購入。

 

 

 午後6時からは、もう1人加わって、藤が丘の我楽田文庫という居酒屋で飲み会。

 お腹いっぱい食べて飲んで、愉快な夜をすごしました。