ついに藤子・F・不二雄全集が刊行!!!

 藤子不二雄ファンサークル「ネオ・ユートピア」のメール情報などで、本日発売の『映画ドラえ本』で「サプライズな大ニュースが発表される!」と聞いていたので、「いったい何が発表されるのか」と非常に気になっていました。


 その大ニュースとは、これでした!!


藤子・F・不二雄大全集」(小学館)が2009年7月より刊行!!!
 http://www.shogakukan.co.jp/fzenshu/

『映画ドラえ本』(小学館、2009年3月7日発売、122ページより)
 
 すごいことになりました!
 興奮して、手先が震えて、うまく文字を入力できないくらいです。


藤子・F・不二雄先生の生み出された漫画作品完全網羅を目指す」「あますところなく網羅した究極の大全集」とのことなので、今まで埋もれていた初期作品や単行本未収録作品がついに陽の目を見ることになりそうです。
 A5判、並製、1冊300〜600ページ、価格とページ数は作品によってまちまち。


 第1期は2009年7月下旬から2010年6月にかけて刊行。その第1期収録作品を見ると、『ドラえもん』や『パーマン』『キテレツ大百科』『エスパー魔美』といった馴染み深いタイトルをはじめ、なんと、『オバケのQ太郎』や『海の王子』まであるのです。
 長く封印状態にされてきた『オバケのQ太郎』をはじめ、『海の王子』のような藤子不二雄A先生との合作も刊行されるということですよ!


 かつて中央公論社から「藤子不二雄ランド」という全301巻の藤子不二雄全集が刊行されましたが、藤子F作品に限って言えば、その「藤子不二雄ランド」よりもずっと究極的な内容の全集になりそうな予感がします。
  
 2011年開館予定の藤子・F・不二雄ミュージアムが追い風になったのかなあ。


 どれほど完全性にこわだわった収録方法をとってくれるのか、資料性や装丁などいかに高めてくれるのか、いろいろ期待するところはあるけれど、とにかくもう、藤子・F・不二雄先生の本格的全集の刊行が決まったというのは、掛け値なしの大ニュースです。
 すばらしい!!