四月ばかに『ドラえもん』再読

 本日は4月1日。

 エイプリルフール……、藤子F作品流に言えば四月ばかです。

 

 ということで『ドラえもん』の四月ばかエピソードを2編読んで四月ばか気分を味わいました。

 読んだのは、「うそつ機」(てんとう虫コミックスドラえもん』3巻)と「ハリ千本ノマス」(てんとう虫コミックスドラえもん』10巻)です。

 この2編を続けて読んでみて、

 のび太は自宅が火事だというウソをつかれがちだな、と感じました😄

 

 「うそつ機」ではスネ夫に「のび太、なにやってんだ!おまえの家が火事だぞっ。」と言われ、

 「ハリ千本ノマス」ではしずちゃんに「あんたの家が火事よ。」と言われるのです。

 

 だからどうした……という話でもありませんが(笑)

 

 四月ばかって、基本的にはのび太にとって厄日のような日なんですよね。だって、のび太は性格的に騙されやすいのでウソの餌食にされやすく、毎年悔しい思いにみまわれたり過度の猜疑心に襲われたりしているのですから。

 しかし四月ばかは、彼にとって厄日であると同時に吉日でもあるのです。それも最高レベルの吉日。

 なにしろ、この日は、未来の世界へ帰ってしまってもう会えないはずだったドラえもんが帰ってきてくれた日ですから。のび太にとってこんなにも嬉しい日はそうそうないでしょう。