藤子先生行きつけの「ひろ寿司」でF先生のモーニングを見せてもらった

 ↓こちらの記事で、10月6日に藤子・F・不二雄ミュージアムへ行ったことをレポートしました。

 https://koikesan.hatenablog.com/entry/2023/10/15/221208

 

 今回はその続きです。

 

 10月6日、藤子・F・不二雄ミュージアムを閉館まぎわに出てから、藤子両先生の行きつけだった「ひろ寿司」に入って夕食をとりました。

・ひろ寿司は、生田駅の目の前にあるお寿司屋さんです。

 

・ここで食べるお寿司はやはり格別です。なんといっても藤子両先生の行きつけですから。F先生もⒶ先生もこのお店に何度もいらっしゃっていたんだ、と思いながら食べるお寿司のおいしいこと!

 

 

・ひろ寿司の店内には藤子・F・不二雄先生が描いたドラえもんの色紙と藤子不二雄Ⓐ先生が描いたオバQ色紙が飾ってあります。

 藤子Ⓐ先生が来店してオバQ色紙を描かれている現場に運よく居合わせたというお客さんがこの日お店に来ておられ、その方とお話するうちに、オバQを描く藤子Ⓐ先生を撮った動画を見せてくださいました。ありがたや。(その客さんは歯医者さんでした。藤子Ⓐ先生に許可を得て動画を撮影したそうです)

 

 その後もひろ寿司の大将やお客さんと会話が盛り上がり、その流れでお店の方が藤子F先生のモーニングを奥から出して見せてくださいました。

・このモーニングについて正確に言えば、ひろ寿司の先代大将が藤子F先生の奥様から譲り受けた藤子F先生のモーニングです。

 

 

・期せずして藤子F先生のモーニングの現物を目の前で見られるという、こんな驚きの展開になるとはひろ寿司に来るまで思ってもおらず、おおいに感激しました。(決してこちらからモーニングを見せてほしいとお願いしたわけじゃないですよ)

 

 

・「藤本」のネーム刺繍にひたすらジーンとするばかり。まぎれもなく藤子F先生のモーニングなのだと強く実感できます。

 

 藤子F先生と先代大将の体型が近かったことから、先代大将と親しくしていた藤子F先生の奥様が藤子F先生他界後にこのモーニングを譲ってくださったのだそうです。先代大将はこれを一度も着ておられないとか。

 

 

・神々しい光景を眺めながら飲むお酒は心をただただハッピーにしてくれました。ほかでは味わえない最高の酩酊感!!

 ひろ寿司のみなさま、ほんとうにありがとうございました。

 

 

 ※このとき、ひろ寿司の方からこんなことをお聞きしました。藤子不二雄Ⓐ先生が亡くなる2日前(3日前だったかも)にお店のすぐ近所のスーパーマーケットで藤子Ⓐ先生の姿を見かけたと。

 その話をうかがった翌日茨城県の牛久でお会いした復刊ドットコム前社長・左田野渉さんからは、藤子Ⓐ先生が亡くなる1週間ほど前「今度飲みに行こうよ」と先生から電話があったことをうかがいました。

 藤子Ⓐ先生、亡くなる直前まで本当に本当にお元気だったのたな…としみじみ感じ入りました。